あなたの鼻先はなぜ大きい? PART1~肉まんとシュウマイ
「肉まんを横からギューとつぶしてもシュウマイにはなりません」
唐突ですみません。
でも、これは鼻先を小さくする上でとっても大切な真理です。(ちょっと大げさかな)
鼻先を小さくしたいと希望される方はとても多く、鼻先を小さくする目的で行われる鼻尖縮小(いわゆるダンゴ鼻形成)は美容の鼻の手術の中では比較的メジャーな手術です。
これは鼻先の軟部組織を除去したり、鼻翼軟骨とよばれる左右に開いた鼻先の軟骨を真ん中に寄せて
縫い合わせることで鼻先を細くする手術です。
でも、この鼻尖縮小を受けたのに鼻先があまり小さくならなかったと感じている方がたくさんいらっしゃいます。
「手術したクリニックで鼻の穴の方(下方向)から写してもらった写真では、確かに手術前より細く尖っているように見えるんですけど、正面から見るとあまり小さくなっていないんです。」
修正のご相談にいらっしゃって、こう言われる方は少なくありません。
「小さくならなかったけど、形だけ変になった」
「逆に大きく見えるようになった」
なんて方もいらっしゃいます。
なぜ、こんなことが起こるのでしょう?
こういう方は実は「鼻先が大きい以前に、鼻先に見えてしまう場所が大きい」のです!
鼻先が大きいとお悩みのあなた
鏡で自分の鼻先がどこにあるのか見て下さい。
小鼻の上の方から下が全部鼻先に見えているのであれば、まさにこのタイプです。(図参照)
これはとても大切なポイントです。
なぜなら元々鼻先が小さい方の鼻先は、鼻の穴のちょっと上でおしまいで、それより上は鼻筋なのです。(図参照)
肉まんとシュウマイの差
そうです。この差は肉まんとシュウマイぐらいあります(失礼な例えですみません)。
つまり、肉まんタイプの方はシュウマイタイプの方の鼻筋の部分まで鼻先に見えてしまっているわけです!
ですから鼻をつまんだように細くする手術、つまり鼻先縮小では、ちょっとやせた肉まんにはなっても
シュウマイにはなれなかったのです!!
ではこの肉まんとシュウマイの差はどこからくるでしょうか?
次回はこの謎に迫っていきたいと思います。