鼻翼基部プロテーゼは単体でもできる?
鼻翼基部プロテーゼは単体でもできる?
「鼻翼基部プロテーゼのみ施術して欲しいです。できますか?」と相談される事があります。
回答すると「単体でもできます。」というお答えになりますが、お鼻にも変化が出ますのでその内容をお話していきたいと思います。
鼻翼基部プロテーゼについて
鼻翼基部プロテーゼがどのような施術かというと「小鼻の付け根を出す施術」です。
以下のようなお悩みの方に向いています。
・顔に立体感がない
・小鼻の付け根が顔に陥没している
・ほうれい線が深い
中顔面が陥没していると、疲れた印象や老けた印象に感じます。
そのような方には鼻翼基部プロテーゼはとてもいい施術です。
ヴェリテクリニックでは、左右一体型のオーダーメイドプロテーゼを挿入しています。
小鼻の変化について
鼻翼基部(小鼻の付け根)が出ると「小鼻に変化」を起こします。
・小鼻の丸みが強くなることがある
・小鼻の幅が広くなることがある
・鼻先が上向き(アップノーズ)になることがある
・鼻が短く見えることがある
「鼻翼基部プロテーゼ」単体で適応だった方の例
【お悩み】
・小鼻の付け根が窪んでいて疲れているように見える
・ほうれい線により老けて見える
【特徴例】
・鼻が長くて、鼻先が下向き
・唇と鼻の角度が鋭角、鼻下を出しても問題ない
【懸念される鼻翼の丸まりや広がりについて】
2,3日で溶けるヒアルロン酸を鼻翼基部や鼻柱付近に注入し、シミュレーションをします。
何cc打つとどのくらい変化があるのかを患者様と確認しながら注入します。
そうすることで、何mmの厚みのプロテーゼが必要なのかが分かります。
注入する層と挿入する層の違いや、ヒアルロン酸とプロテーゼの硬さの違いはあるものの、小鼻に起こる変化は予測できます。
手術後、実際に計測し確認したところ、小鼻の距離は変化してませんでした。(幅寄せは未施術)
こちらのモニター様は適応があったため、鼻翼基部プロテーゼの単体施術でもすごく良い結果となりました。
このような場合は稀であり、併用に向いている施術があるのでご紹介します。
併用に向いている施術
【鼻翼縮小】
鼻翼が広がってしまいそうな方は、鼻翼縮小も一緒にすることをご提案いたします。
【鼻中隔延長】
鼻先が短く見える場合は、鼻先を延長する鼻中隔延長を同時に組み合わせることをご提案いたします。
結論
どういう鼻になりたいか目的により適応が変わります。
施術をすることで起こる鼻の変化などを見極めた上で鼻翼基部プロテーゼ単体でもいいのかを勧めます。