
耳つくり2
耳つくりの続きです
前回お話したように、耳は肋軟骨を耳の皮膚に埋めて作っていきます。
美容でも特に鼻先はシリコンプロテーゼでは長持ちしないので、自家組織を使うのと同じ原理です。なんといっても、一生ものの耳ですから。
ちなみにL形のプロテーゼはあまり使いません。よく、L型プロテーゼに軟骨をかぶせているクリニックも見かけますが、これも実は非常に危険です。縫い付けても、どんなに固定しても数年の間にL形プロテーゼは移動していくからです。
さて、話を戻して、耳は軟骨の六番、七番、八番、という三本の軟骨を傷をつけないようになるべく長くとってきて(実は、私これは名人です。4センチくらいの皮膚切除から一時間ちょっとで三本すべて採取してしまいます。なんて、普通の人に自慢してもまったくわかりませんね^^; ちなみに美容でもたまに肋軟骨を使うときがあるので、この技術は役にたっています)、それをなるべく耳らしく細工をして側頭部の皮下に埋めて耳をつくります。最後に耳が出来上がったときは、周囲の看護師さんや麻酔の先生も、「おー、」といってくれるので、これは、形を作る外科医であってよかったと思える至高の瞬間かも知れません(^^)。
ただ、実は繊細につくればいいというものではなく、何十年と経つと若干でも軟骨は溶けていってしまいます。十歳で耳を作ったとして、本来は60年以上持ってもらわないと困るものですから、なるべくかっこよい耳にみえるように、かつ繊細過ぎないようにつくらなければいけません。
本当はお写真を見せたいのですが、それはプライバシーの侵害になってしまうので、申しわけありません。ただ、耳つくりは一回の手術では完成しません。皮膚を細工する過程で、一度に耳の形を作って、かつマスクやめがねがかけられるように起こすのは、今のところ不可能なのです。まずは耳の形のみを作り、半年を待って、耳を起こしていきます。次回、また機会がありましたら書きますね(^^)
ヴェリテクリニックが選ばれる理由
形成外科を経験した医師のみが在籍

ヴェリテクリニックには、形成外科での豊富な経験を積んだ医師のみが在籍しています。
中でも、大学病院などで形成外科を専門とする医師が多く所属する、日本美容外科学会の厳しい基準をクリアし、「専門医」として認定された医師も在籍しております。
この「専門医」は、学会の正会員の中でも限られた医師だけが認定される資格です。
また、ヴェリテクリニックでは、患者様によりご満足いただける医療を提供するため、医師同士が積極的に意見を交わしながら、常に技術と知識の向上に努めています。
他院修正もおまかせ

ヴェリテクリニックでは、過去に美容整形手術を受けたものの、結果にご満足いただけなかった方へのサポートにも力を入れております。
特に、修正手術を得意分野の一つとしており、他院では対応が難しいとされるケースや、症例数の少ない特殊な手術にも可能な限り対応いたします。
実際に、仕上がりに納得できなかった方の修正手術や、医師の高度な技術が求められる困難なケースのご相談・施術実績も多数ございます。
一人で悩まず、どうぞお気軽にご相談ください。経験豊富な専門医が丁寧にカウンセリングを行い、最適なご提案をいたします。
安心のアフターケア

ヴェリテクリニックでは、術後の検診を丁寧に行い、手術部位のトラブルを未然に防ぐことはもちろん、ダウンタイム中の不安やご質問にも、誠実に対応しております。
「今の状態は問題ない?」「腫れはいつまで続くの?」といった、ちょっとした疑問でも構いません。どんなご相談にも、医師・スタッフが寄り添いながら、安心していただけるようきめ細やかにサポートいたします。
手術が終わってからが本当のスタートです。術後の経過をしっかり見守りながら、患者様が「このクリニックにしてよかった」と心から感じられるよう、責任をもってフォローいたします。
カウンセリングのみのご来院も大歓迎!
ヴェリテクリニックでは、患者様がご自身の意思で安心して治療をお選びいただけるよう、丁寧なカウンセリングを大切にしております。
まずは理想やお悩みをじっくりとお聞きし、施術の可能性だけでなく、リスクや限界についても正確にお伝えいたします。
そのうえで、患者様の状態をしっかりと確認し、無理のない最適な治療プランをご提案させていただきます。