眼瞼下垂~第8章 : 眼瞼下垂の治療はどこで受けることができるのか
福田 医師
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眼瞼下垂~第8章 : 眼瞼下垂の治療はどこで受けることができるのか 目次
健康保険がきく眼瞼下垂の手術
眼瞼下垂がかなり進行して、前方の視野が遮られるため、日常生活に支障をきたした患者さんに対して、国は健康保険の適用を認めています。
その場合の治療費は、国が定めていますが、片目で7万2千円です。この値段の7から8割は保険でカバーされます。
この場合の治療は形成外科や一部の眼科で受けることができます。
自費負担の眼瞼下垂の手術
一方、「目力をアップさせたい、パッチリした目なりたい」などと言った理由で、目力を強くする手術を行う場合、進行した眼瞼下垂の患者さんに行うのとほぼ同じ技術や器具を用いて治療が行われます。
しかし、病気を治療するわけではありませんので、健康保険は適用できません。
治療費は自由診療価格となり、クリニックによって異なります。患者さんは全額自己負担しなければなりません。
美容外科における眼瞼下垂の手術
「目力をアップさせたい、パッチリした目なりたい」という希望に答えるためには、目の開きの大きさ、開いた時の形(どこにピークを持ってくるのか)、さらに二重の巾やデザインといったことを整えなければなりません。
それこそ、1㎜、あるいはそれ以下の単位での調整が要求されます。それに答えるのが美容外科で行っている眼瞼下垂の手術です。
そして、ヴェリテクリニックでは患者さん一人一人の細かな希望をかなえられるように、一生懸命やらせて頂いております。
第9章は「眼瞼下垂の手術はパッチリ目にして欲しいという希望に応えることができるのか?」です。
過去2年間にヴェリテクリニックで眼瞼下垂の手術を受けられた患者さんを調査してみました。