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わし鼻修正術

公開日:2020年9月11日

更新日:2020年9月18日

わし鼻のイラスト

わし鼻とは鼻を横から見たときに、鼻筋の中央部分が出っ張っている鼻のことです。

真横から見た鼻筋の輪郭はまっすぐなラインではなく、前に向かって凸にふくらんだカーブになります。これは、鼻筋の中央部分の骨と軟骨が高く盛り上がっているためです。

わし鼻修正 目次
  1. わし鼻修正
  2. わし鼻修正での変化
  3. わし鼻(前方凸の鼻筋のカーブ)が嫌われるわけ
  4. 日本人のわし鼻の特徴
  5. わし鼻の修正は、鼻筋の骨を削る方法だけではないのです
  6. 鼻筋が高くないわし鼻を修正する方法
  7. わし鼻も魅力的な鼻です

わし鼻修正

鼻の骨と軟骨の出っ張りを切り取る

わし鼻修正の流れ

わし鼻を修正するためには、鼻筋の中央部分で盛り上がっている骨と軟骨を切り取ります。

軟骨はメスやハサミできることができます。骨は硬くてメスやはさみでは切れませんのでノミを使ってそぎ取るか、ヤスリで削り取ります

わし鼻修正の症例その1

出っ張っている鼻の骨と軟骨を切り取る時に、鼻先と鼻の付け根を結んだ直線にあわせて切り取る量を調節すれれば、横から見た鼻筋のラインはまっすぐになります。

わし鼻修正の症例その1

この時、控えめに切り取ればわずかなわし鼻を残すことができます。反対に、たくさん切り取れば凹んだカーブになります。

鼻筋のカーブは患者様のご希望に合わせてある程度調節可能です。

サイドの骨切り幅寄せ

わし鼻を修正するために骨と軟骨を切り取ると、鼻筋の頂上は幅広く平らになる

鼻筋の頂上は小山のように真ん中が丸く尖っています。

わし鼻を修正するために骨と軟骨を切り取りますと、鼻筋の頂上は幅広く平らになってしまいます、つまり、尖った山が富士山のような形になるわけです。

鼻筋を削って平らにすると、ハイライトが幅広くなってぼける

正面から見たときの鼻筋のハイライトは通常真ん中に細いラインとして走っていますが、鼻筋を削って平らにしますと、ハイライトが幅広くなってぼけてしまいます。

鼻筋の両サイドの骨と軟骨を真ん中に移動

これを修正するために鼻の骨のすそをカットし、鼻筋の両サイドの骨と軟骨を真ん中に移動します。

そうしますと、鼻筋の頂上の幅広く平らになってしまった部分を細くすることができますし、鼻筋全体の幅まで細くなります。

わし鼻修正での変化

わし鼻修正

わし鼻を削ることによって実際には鼻筋の高さは低くなりますが、両サイドの骨を幅寄せすることによって鼻筋が細くなって、正面から見た時は鼻が高くなったように見えます。

わし鼻(前方凸の鼻筋のカーブ)が嫌われるわけ

わし鼻(前方凸の鼻筋のカーブ)の好ましくない点

  • 鼻筋が高すぎて目立つ
  • 鼻がごつい印象になる
  • 鼻先が垂れて見える

西洋人にとっては鼻が高くて大きいのが悩みです。特にわし鼻になりますと、鼻のごつさが強調されます。わし鼻を切り取る手術をすると鼻筋は低くなりますので、西洋人のわし鼻にとっては好都合です。

日本人や東洋人の中にも鼻筋が高すぎる人はいます。鼻筋が高くてわし鼻の人には、これまで説明してきたわし鼻修正の手術が適しています。

わし鼻修正+鼻尖形成

ハンプ削りに加えて、鼻先を高くするために鼻尖形成術(耳の軟骨移植)で鼻先を高くし、鼻中隔の短縮をして鼻先を上に持ち上げると、鼻先が垂れた印象がさらに緩やかになります。

わし鼻修正+鼻尖形成

鼻筋の出っ張った骨と軟骨を切り取って、わし鼻のラインをまっすぐにするとともに、鼻中隔軟骨の下縁を切り取って垂れた鼻先を上に持ち上げるのも、垂れた印象を緩やかにします。

日本人のわし鼻の特徴

日本人のわし鼻は、鼻筋の中央が少しだけ出っ張っていて、鼻先が低いパターンが一般的です。

鼻筋の骨と軟骨を少しだけ削って鼻骨の幅を寄せる手術と鼻先を高くするための鼻尖形成や鼻中隔延長術を併せて行うと、バランスのとれた鼻になります。

鼻筋の骨と軟骨を少しだけ削る手術と鼻尖形成術を併せて行いました

鼻筋の骨と軟骨を少しだけ削る手術と鼻尖形成術を併せて行いました。

鼻先を高くするために鼻中隔延長術を併せて行いました

鼻先を高くするために鼻中隔延長術を併せて行いました。

しかし、日本人や東洋人には鼻は高くないのにわし鼻の人がいます。珍しくことではありません。鼻筋が低いのにわし鼻の人は、鼻筋が今より低くなるのを好みません。

鼻筋は低くしたくないけど、わし鼻は治したいと希望されるに人にとって、これまで説明してきたわし鼻修正の手術はふさわしくありません。

鼻筋が低いのにわし鼻の患者さんには、鼻筋の高さを低くしないでわし鼻ラインをスレートにする手術が必要です。

わし鼻のパターン

  1. 鼻筋の中央が高過ぎる
  2. 鼻の付け根が低い
  3. 鼻先が低い

わし鼻の原因は「1.鼻筋の中央が高過ぎる」だけではありません。

骨を切り取る手術は「1.鼻筋の中央が高過ぎる」を修正するのが目的です。

わし鼻の修正は、鼻筋の骨を削る方法だけではないのです~

  • 鼻根部を高くする
  • 隆鼻術
  • 隆鼻術+眉間プロテーゼ
  • 鼻尖形成、または鼻中隔延長術
  • 骨を削る+隆鼻術
  • と様々なアプローチが可能です。

鼻根部を高くする

鼻根部を高くする

わし鼻を削って鼻筋を低くするのではなくて、ハンプ(こぶ)より上にプロテーゼを入れて鼻筋を高くすることにとってわし鼻を修正する方法です。この方法では、鼻筋がおでこに向かって伸びます。正面で鼻筋が通ります。

鼻尖を高くする

鼻尖を高くする

鼻筋は元々ストレートでしたが、鼻先の高さが足りなかったため、鼻尖を高くしました。

鼻尖を高くする

鼻尖をしっかり高くするために、鼻中隔延長術を行いました。

あるいは、鼻根部と鼻尖の両方を高くする

鼻根部と鼻尖の両方を高くする

わし鼻を削って鼻筋を低くするのではなく、ハンプより上にゴアテックスを入れて鼻筋を高くし、鼻先には耳介軟骨移植をして鼻先を高くしました。

鼻根部と鼻尖の両方を高くする

眉間とハンプの下にゴアテックスを入れ、鼻尖は鼻中隔延長術で高くしました。

鼻筋が高くないわし鼻を修正する方法

鼻筋が高くないわし鼻を修正するには2つの方法があります。

1つはわし鼻のこぶの部分を削ってストレートなラインにした上で、鼻筋全体にプロテーゼを入れる方法です。

もう1つは、骨を削らないでわし鼻のこぶの部分の上と下にプロテーゼを入れる方法です。

鼻先の高さが十分な場合

わし鼻のこぶの部分を削ってストレートなラインにした上で、鼻筋全体にプロテーゼを入れる方法
骨を削らないでわし鼻のこぶの部分の上と下にプロテーゼを入れる方法

鼻先の高さが物足りない場合

鼻先の高さが物足りない場合1
鼻先の高さが物足りない場合2

注意

鼻筋の骨を削っておいて、プロテーゼを鼻筋にのせる方法はあまりおすすめいたしません。

次に示す患者さんのように、困ったことになるかも知れないからです。

わし鼻の修正を受けたケース
わし鼻の修正を受けたケース
修正手術希望でプロテーゼを抜去
昔の自分の鼻に戻らない

将来プロテーゼを取り出して鼻筋を元に戻したいと考えたとき、プロテーゼを抜去してもわし鼻があった昔の自分の鼻に戻ることはできません。

プロテーゼを抜去

わし鼻が嫌いという人には、これは好都合かもしれません。しかし、昔通りの自分の鼻(わし鼻)に戻りたいと希望する人にとっては問題です。さらに、削り取った骨や軟骨の部分が幅広く平らになっていますと、鼻筋の頂点がぺしゃんこに見えてしまいます。

これを治すためには、プロテーゼや軟骨を入れるか、鼻骨の骨切り幅寄せの手術が必要になります。

わし鼻も魅力的な鼻です

「わし鼻は好ましくない」というのは間違いです。

わし鼻にして欲しいという希望があります。

わし鼻も魅力的な鼻です

こちらの患者様はわし鼻を希望され、鼻中隔延長術で鼻先を下に延ばし、鼻筋と眉間をゴアテックスで高くしました。

ヴェリテクリニックが選ばれる理由

形成外科を経験した医師のみが在籍

ヴェリテクリニックの医師

ヴェリテクリニックには、形成外科での豊富な経験を積んだ医師のみが在籍しています。

中でも、大学病院などで形成外科を専門とする医師が多く所属する、日本美容外科学会の厳しい基準をクリアし、「専門医」として認定された医師も在籍しております。

この「専門医」は、学会の正会員の中でも限られた医師だけが認定される資格です。

また、ヴェリテクリニックでは、患者様によりご満足いただける医療を提供するため、医師同士が積極的に意見を交わしながら、常に技術と知識の向上に努めています。

他院修正もおまかせ

ヴェリテクリニックの医師(鼻整形)

ヴェリテクリニックでは、過去に美容整形手術を受けたものの、結果にご満足いただけなかった方へのサポートにも力を入れております。

特に、修正手術を得意分野の一つとしており、他院では対応が難しいとされるケースや、症例数の少ない特殊な手術にも可能な限り対応いたします。

実際に、仕上がりに納得できなかった方の修正手術や、医師の高度な技術が求められる困難なケースのご相談・施術実績も多数ございます。

一人で悩まず、どうぞお気軽にご相談ください。経験豊富な専門医が丁寧にカウンセリングを行い、最適なご提案をいたします。

安心のアフターケア

ヴェリテクリニックのアフターケア

ヴェリテクリニックでは、術後の検診を丁寧に行い、手術部位のトラブルを未然に防ぐことはもちろん、ダウンタイム中の不安やご質問にも、誠実に対応しております。

「今の状態は問題ない?」「腫れはいつまで続くの?」といった、ちょっとした疑問でも構いません。どんなご相談にも、医師・スタッフが寄り添いながら、安心していただけるようきめ細やかにサポートいたします。

手術が終わってからが本当のスタートです。術後の経過をしっかり見守りながら、患者様が「このクリニックにしてよかった」と心から感じられるよう、責任をもってフォローいたします。

カウンセリングのみのご来院も大歓迎!

ヴェリテクリニックでは、患者様がご自身の意思で安心して治療をお選びいただけるよう、丁寧なカウンセリングを大切にしております。

まずは理想やお悩みをじっくりとお聞きし、施術の可能性だけでなく、リスクや限界についても正確にお伝えいたします。

そのうえで、患者様の状態をしっかりと確認し、無理のない最適な治療プランをご提案させていただきます。

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