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メタボな二重になっていませんか?

名古屋院 李 院長 プロフィールはこちら

公開日:2020年9月12日

更新日:2020年9月18日

目がメタボ??

厚みがある二重

無理に広い二重を作ることの欠点、これはメタボな二重になってしまう事です。

眼窩の骨の窪みに入り込んでいく事の多い西洋人の二重と違い、東洋人の典型的な二重はまぶたの皮膚がその上で折り畳まれた構造をしています。

ですから、折り畳まれている部分は横から見ると他の部分より厚みがあります。

厚い二重

つまり、正面から見たとき、二重のラインのすぐ上はその下より厚くなっているわけです。

まぶたの皮膚の厚みが人によって異なるのは当然ですが、同じ方でもまつげ側ほど薄く、眉毛に近づくにつれ厚くなってきます。つまり、上に行くほど厚くなります。

メタボの原因

皮膚と皮下脂肪や眼輪筋

単純にお話しするために皮膚と表現しましたが、実際この部分の厚みは皮膚と皮下脂肪や眼輪筋という筋肉で出来ています。

先ほどお話したとおり、二重のラインのすぐ上は皮膚が折り畳まれている訳ですから、例えば、二重の幅を広くすると、今までよりも皮膚の厚みがあるところで二重が出来ることとなり、二重の厚みもそれだけ増してしまいます。

非常にぶ厚い二重

さらに悪いことに、同じライン上でも目尻に近づくほどまぶたの皮膚は厚くなるため、この部分は非常にぶ厚い二重になってしまいます。

こうなるとまるでメタボな方の二段腹のような二重になってしまいます。薄い紙より厚いダンボールの方が折りにくいように、あまり皮膚が厚いと二重としての折り返りが出来なくなってしまいます。

尻切れトンボの二重

実際、幅の広い二重になるほど目尻側にラインが伸びなくなり、尻切れトンボの二重になってしまいます。この傾向は、特にもともと目と眉の間が狭く腫れぼったい方では顕著です。

タレントさんなどで二重が広くても厚ぼったくならない方は、よほどまぶたの皮膚の構造が薄いと思って良いと思います。

これが、二重の幅だけ真似ても、なんとなく違う感じになってしまう大きな原因の一つです。

メタボな二重にならずに二重の幅を広げる方法

一つは、新しく二重を作る場所のまぶたの皮膚を薄くすること、もう一つは、今ある二重をそのままで広く見せる(もしくは狭い二重を作ってこれを広く見せる)です。

新しく二重を作る場所のまぶたの皮膚を薄くする

まず一つ目の皮膚を薄くする方法ですが、これを考えるためにはまぶたの構造を説明しなければなりません。

[まぶたの構造]

まぶたの構造

まぶたの皮膚の厚みを作っているのは、皮膚とその内側の眼輪筋という筋肉、さらにその内にある脂肪層を主とした疎性結合織です。この脂肪層はまつげに近い下のほうでは、瞼板前脂肪、その上は隔膜前脂肪、さらに上の眼窩の骨の上はROOFと呼ばれます(赤い文字の部分)。

この皮膚と筋肉と脂肪という三つの構造の中で、皮膚自体の厚みを薄くすることは出来ません。眼輪筋は、二重のラインを出やすくするために部分的に切除することはありますが、広範囲に切除することは行いません(眼瞼痙攣という症状の緩和のために切除することはあります。)。

ということは、実際に薄く出来るのは脂肪層ということになります。

いわゆる脱脂術というまぶたの脂肪取りで除去するのはこの脂肪ではなく、さらに奥にある眼窩脂肪であり、この脂肪層ではありません。つまり一般的な脱脂術では、まぶた全体の腫れぼったさは緩和しても皮膚の厚みは減りません。

切除するのはROOFや隔膜前脂肪ですが、この脂肪層はまぶた全体に薄くに広がっているため、小さな切開で切除することは難しく、現実的には全切開といわれるまぶたの二重のラインを切る手術が必要になります。

皮膚や眼輪筋も上に行くほど厚くなるので、脂肪層を薄くするだけでは大きく変化するわけではありませんが、取った分だけの結果は得られます。

今ある二重をそのままで広く見せる

もう一つの、今の二重を広く見せるというのは、二重の折り返りにかぶさる皮膚を上に引っ張ることによって二重を広く見せるということです。単純に言うと折り返りが浅い二重にするということです。

二重の方は、鏡で顔を見ながら眉毛を上に引っ張ってみて下さい。二重が浅く広くなりますよね。そういうことです。

上眼瞼リフト

方法としては、眉毛の下の皮膚を切除する上眼瞼リフトという手術や、眉の上で切除するブローリフト、額全体を引き上げる前額リフトといった方法があります。

目と眉の距離を広げたくなければ上眼瞼リフト、逆に眉毛を上げて目と眉の間を広くしたければブローリフトや前額リフトが適応になります。

まぶたを引っ張る

この治療の欠点は、眉の上下や髪の毛の中で目立たないとはいえ傷が出来てしまうことと、あまり引っ張りすぎると浅くなりすぎて二重がなくなってしまうことです。

何事もほどほどが大切ですね。

この記事の執筆者

李 政秀
 

ヴェリテクリニック名古屋院院長
李 政秀医師

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