【輪郭・小顔】咬筋切除
詳細
張り出したエラの筋肉を口の中から切除することで、正面から見たエラの張った顔を細くします。このような方に向いています
・エラが張っている方・小顔になりたい方
・フェイスラインを整えたい方
・エラの筋肉が発達している方
術式
咬筋を切除して、咬筋を小さくする術式があります。咬筋切除
咬筋切除は奥歯付近の口の粘膜を切開し、発達したエラの筋肉を切除します。
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咬筋萎縮(TCR)のトラブル一覧
A) 感染(化膿すること)
手術後、熱感・痛み・腫れが増す、あるいは長引く場合は感染が疑われます。
対応
感染が起きた場合は、内服薬服用や抗生剤投与、洗浄をします。また、感染がひどいケースでは口腔内やエラの皮膚を切開して膿を出す必要があります。
B) 血が溜まる
術後に傷の中で出血して血が溜まるとエラや首や頬が紫色に腫れ上がります。血が溜まったままにすると化膿したりしこりを作ったりするので早目の処置が必要です。
対応
口腔内を切開し、溜まった血を排出する処置をします。
C) たるみ・皮膚の余り
小さくなった咬筋に合わせて皮膚は縮まっていきます。皮膚がたれるようなことは稀ですが、張り出した咬筋がなくなることで、たるみのあるような輪郭に見えることがあります。
対応
輪郭をすっきりした印象にするには頬部フェイスリフト、頬部・頸部フェイスリフト、シルエットリフトの手術になります。
D) エラが小さくなりすぎたと感じる
エラが思ったより小さくなりすぎてしまったと感じる場合があります。TCR によって咬筋がどの程度小さくなるのかは結果が出るまでわかりません。思ったより筋肉が小さくなることがあります。
対応
エラが思ったより小さくなりすぎてしまったと感じる場合は、小さくなりすぎたエラの部分にヒアルロン酸や脂肪注入、エラプロテーゼ挿入などの方法を用いて調整します。
E) エラの縮小効果が足りないと感じる
エラの縮小効果が足りないと感じることがあります。施術後、半年はむくみのため縮小効果が実感できないことがあります。TCR によって咬筋がどの程度小さくなるのかは結果が出るまでわかりません。思ったより筋肉の委縮が少ないことがあります。
対応
① エラの縮小効果が足りないと感じる場合は、再手術(TCR)をします。但し、TCRで縮小できる筋肉の量には限界があります。
その他の方法として、残った筋肉に対してボトックス注射、あるいは筋肉を直接切除する咬筋切除術となります。
② 切除できる咬筋が残っていない場合は、エラ削りの手術を追加することでさらに縮小されます。
F) 左右差
TCR によって咬筋がどの程度小さくなるのかは結果が出るまでわかりません。手術後、左右差が出る場合があります。
対応
明らかな左右差が出た場合は、大きく残っている方に対して再度TCRを行う、又はボトックス注射、あるいは咬筋切除をして修正します。
但し、完全に左右対称にならないことがあることを御了承下さい。
G) 口を大きく開けられない
手術後、咬筋の痛みやひきつれのために開口が困難になります。開口訓練を行わないと開口障害になる可能性があります。
対応
開口訓練を行わないと開口障害になる可能性がありますので指導に従って自宅でも開口訓練を行ってください。
H) 口唇の火傷、すり傷、色素沈着
手術中、口を大きく開ける器具を使用するため、口唇の火傷、すり傷、色素沈着が起こることがあります。
対応
ほとんどの場合、自然に治まります。
色素を薄くするハイドロキノンクリームや肌のターンオーバーを早め、新たな皮膚を再生させるトレチノイン+ハイドロキノンクリームを必要に応じて処方致します。
I) 顔面神経麻痺
TCR では筋肉の中に流れた電流が筋肉を焼いて萎縮させます。その時発生した熱や電流が、咬筋の隣にある顔面神経に作用して、神経を麻痺させる可能性があります。そのため、顔の表情筋に麻痺が起きる可能性があります。
対応
通常1~3 ヶ月程で治まりますが、完全に麻痺が回復しないこともあります。
咬筋縮小術のトラブル一覧
A) 感染(化膿すること)
手術後、熱感・痛み・腫れが増す、あるいは長引く場合は感染が疑われます。
対応
感染が起きた場合は、内服薬服用や抗生剤の投与、洗浄をします。
また、感染がひどいケースでは口腔内やエラの皮膚を切開して膿を出す必要があります。
B) 血が溜まる
術後に傷の中で出血して血が溜まるとエラや首や頬が紫色に腫れ上がります。血が溜まったままにすると化膿したりしこりを作ったりするので早目の処置が必要です。
対応
口腔内を切開し、溜まった血を排出する処置をします。
C) 術中の出血
術中にアゴの太い血管が傷ついて大量の出血が起こる可能性があります。出血が多くて貧血がひどい時には、大変まれなケースですが輸血が必要になることがあります。
出血が止まらない時は、やむなくアゴの下の皮膚を切開して止血しなければならない場合があります。
対応
出血が止まらない時は、やむなくアゴの下の皮膚を切開して止血しなければなりません。その場合、アゴの下に傷跡が残ることを御了承下さい。
D) たるみ・皮膚の余り
小さくなった咬筋に合わせて皮膚は縮まっていきます。皮膚がたれるようなことは稀『まれ』ですが、張り出した咬筋がなくなることで、たるみのあるような輪郭に見えることがあります。
対応
輪郭をすっきりした印象にするには頬部フェイスリフト、頬部・頚部フェイスリフト、シルエットリフトの手術になります。
E) 口のゆがみ
手術操作の際に下アゴに沿って走る顔面神経の近くを触る必要がある為、表情筋の動きが鈍くなり口のゆがみが出現することがあります。
対応
個人差はありますが、ほとんどの場合1~6 ヶ月かけて治まりますが、ゆがみが目立つ場合は、ボトックス注射で対応します。
まれに完全に元通りには戻らないこともあります。
F) エラが小さくなりすぎたと感じる
術中の腫れのため、切除した後の筋肉の大きさを正確に判断することはできません。術後は残された筋肉がさらに萎縮して小さくなります。そのため、思ったより筋肉が小さくなってしまうことがあります。また、筋肉の一部分だけがうすくなって凹みができることがあります。
対応
エラが思ったより小さくなりすぎたと感じる場合は、小さくなりすぎたエラの部分にヒアルロン酸や脂肪注入、エラプロテーゼ挿入などの方法を用いて調整します。
G) エラの縮小効果が足りないと感じる
筋肉を切り取った量が少ないと、エラの縮小効果は小さくなります。また、筋肉を十分切り取ってもご希望通りの小顔効果が得られないことがあります。
対応
① エラの縮小効果が足りないと感じることがあります。その場合は、咬筋がどれだけ残っているか、CTを撮って確認し、残った筋肉に対してボトックス注射、あるいは追加切除をします。
しかし、咬筋を切除できる範囲には限界がありますし、筋肉をたくさん切り取ると凹みができることがありますことを御理解下さい。
② 十分に咬筋を切除してある場合は、エラ削りのご手術を追加することでさらに縮小されます。
H) 左右差
筋肉を切り取る量や、術後に起こる筋肉の萎縮する程度を術中に正確に判断することはできません。
そのため、手術後、左右差が出る場合があります。元々エラの大きさに左右差がある場合には左右差が残りやすくなります。
対応
明らかな左右差が出た場合は、大きく残っている方に対してボトックス注射、あるいは追加切除をして修正します。
但し、修正処理を行っても完全には左右差が残ることを御了承ください。
I) 口を大きく開けられない
手術後、咬筋の痛みやひきつれのために開口が困難になります。数週間口を開かないでいますと顎の関節が硬くなってしまいます。開口訓練を行わないと開口障害になる可能性があります。
対応
開口訓練を行わないと開口障害になる可能性がありますので、指導に従って自宅でも開口訓練を行ってください。
J) 口唇の火傷、すり傷、色素沈着
手術中、口を大きく開ける器具を使用する為、口唇の火傷、すり傷、色素沈着が起こることがあります。
対応
ほとんどの場合、自然に治まります。色素を薄くするハイドロキノンクリームや肌のターンオーバーを早め、新たな皮膚を再生するトレチノイン+ハイドロキノンクリーム必要に処方致します。
標準的な通院期間・回数(※症状・条件等により期間・回数は変動します)
通院期間:1ヵ月
通院回数:7回
標準的な費用(※症状・条件等により金額は変動します)
検査等
¥11,000
¥3,960~¥6,000
施術
¥660,000
麻酔
¥110,000