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【輪郭・小顔】ペリカン手術

ペリカンのように垂れ下がっている顎下から首のラインを引き上げる手術です。
顎下を4cm程切開し、脂肪、唾液をつくる組織(顎下腺)、筋肉組織を必要に応じて切除します。
ボリュームのある組織をしっかりと減量することで、皮膚をペタンと顎の上部(天井)にくっつけてフェイスラインをスリムにします。
切開部から届かない耳の下の脂肪まで減らしたい場合は、無理のない範囲で脂肪吸引を行います。




・二重あごをスッキリさせたい方
・ダイエットをしても顎下が痩せない方
・脂肪吸引や切開リフトで効果が出なかった方
・エラやアゴの骨切り後にたるみが出てしまった方

顎下の部分はフェイスリフトやネックリフトで皮膚を引き上げても効果が及ばず、顎下のたるみは取り残されてしまいます。
ヴェリテクリニックでは、皮下脂肪だけではなく、ボリュームの原因になっている深部脂肪や筋肉などの組織もしっかり取り除くことで顎下の天井を高くし、皮膚を綺麗に持ち上げます。
減量すべき組織は患者様の状態によって異なります。顎下の筋肉(顎二腹筋と広頚筋)に関しても手術中に直接状態を見て、切除や縫い寄せをした方がスリムになる場合には処理を行い、そうでない場合は不要な操作は行わず、最もスリムな状態にします。

・広頚筋と呼ばれる薄い筋肉よりも浅いところにある皮下脂肪
・広頚筋よりも深いところにある深部脂肪
・物を飲み込むときに働く顎二腹筋
・唾液を分泌する顎下腺
これらのうち必要と判断したものを切除・減量します。
どの組織をどれだけ切除するかは、外面からの観察とCTや超音波検査のデータを参考にしながら、術中に状態を見て最終的に判断します。
顎下腺(唾液腺)を切除する際は、断面から唾液が漏れて炎症を起こす心配がありますので、一時的に唾液の分泌を抑える目的で、残した顎下腺の断面にボトックスを注射します。(この際のボトックスは無料です)

皮下脂肪を吸引し過ぎてしまうと、薄い皮膚が首の筋肉と癒着して凸凹ができたり、シワになったりすることがあります。
深部の脂肪は硬いため吸引ではとり切れず、吸引器の棒で内部組織を傷つける危険があります。
また、顎下腺や顎二腹筋の減量は吸引ではできません。
理想の減量方法は、皮下脂肪は丁寧に残しながら、深いところにある大きな組織を安全にとり除くことです。
皮下脂肪が多い場合には適度にとりますが、ただ脂肪をたくさんとれば良いというわけではなく、滑らかな表面をつくりながら、深い部分のボリュームを減らして顎下の天井に綺麗に皮膚をくっつけることが大切です。

ペリカン手術

1.顎下を4cmほど切開します。

ペリカン手術

2.広頚筋より浅いところの皮下脂肪を確認します。大抵の場合、全体のたるみの原因の2割程がこの皮下脂肪です。皮下脂肪が少ない場合は切除しませんが、脂肪が多いと判断した場合は適度に切除します。

ペリカン手術

3.広頚筋の下の層を剥離します。

ペリカン手術

4.広頚筋よりも深い層の脂肪を切除します。この脂肪が最もたるみの原因となっているボリュームです。

ペリカン手術

5.顎下腺が大きい場合は減量します。顎下腺が大きいと顎下にポコンと膨らみが出てしまいます。切除する際は唾液が漏れるのを防ぐためにボトックスを注射します。

ペリカン手術

6.顎二腹筋が大きかったり、垂れ下がっている場合は減量します。

ペリカン手術

7.顎二腹筋を寄せた方がスリムになる場合は糸で縫い寄せます。縫い寄せることでかえって膨らんでしまう場合は縫い寄せません。

ペリカン手術

8.広頚筋を寄せた方がスリムになる場合は糸で縫い合わせます。縫い寄せることで膨らみが出る場合は開けたままにしておきます。

ペリカン手術

9.傷を閉じて完了です。

福田慶三医師が監修しました
この記事は、
ヴェリテクリニック理事長
福田慶三医師が監修しました。 プロフィール