【目元・二重】下眼瞼脱脂術
下眼瞼脱脂術は、下まぶたの脂肪が生まれつき多い方や年齢と共に現れる目の下の膨らみやクマを緩和する手術です。
年齢とともに皮膚や筋肉のタルミにより支えきれなくなった脂肪が押し出され、下まぶたに膨らみや影ができことで、疲れや老けた印象を与えます。
この膨らみを取り除き、目袋を小さくすることで明るい印象に整います。
目袋の膨らみが凹むことで涙袋が強調されます。
・目の下のクマが気になる方
・目の下の膨らみが気になる方
・若々しい目元にしたい方
・疲れた印象が気になる方
下まぶたの裏側の結膜を数ミリ切開し、はみ出している余分な脂肪を取り除きます。
結膜側の手術のため外見上に傷も出来ず、ダウンタイムもほとんどありません。
1.下まぶたをめくって、黄色いラインのように切開します。
2.切開した中から脂肪を出して切除します。
3.縫合します。
4.まぶたの内側を縫合するので、表面に傷跡はできません。術後は目のあたりが腫れますが、他の目の手術よりは比較的ダウンタイムは少ないです。
脂肪による凹凸が無くなり、クマが目立たなくなります。
目袋の膨らみの原因は、加齢とともに下まぶたの皮膚と眼輪筋という筋肉がゆるみ、まぶたの脂肪が支えられなくなることで脂肪がはみ出してくることが原因です。
頬部分が痩せている方や、生まれつき下まぶたの脂肪が多い方では20代でも目袋が目立ち、30代以降になると多くの方に目袋や目の下のクマが現れてきます。
40代以降で下まぶたに深いシワもある方には同時に下眼瞼切開をお勧めすることもございます。
目袋がふくらむ原因は、脂肪が増える訳ではなく下まぶたの皮膚や筋肉がゆるみ脂肪がはみ出してくることです。
そのため、脂肪を取り除くのは間違っているという意見もあり、脂肪を取らないで目袋を小さくする方法が報告されています。
隔膜を縫い縮める
脂肪をおおっている隔膜という膜を縫い縮めて、脂肪を奥へ押さえ込む方法がありますが、老化により隔膜も弱くなっているため、糸で縫い縮めてもはみ出た脂肪をしっかり押さえ込むことができません。
また、隔膜をしっかりと縫い縮めると脂肪を抑え込む力は強くなりますが、下まぶたが下に引っ張られ下三白眼になります。
視線を上に向けたときに、黒目が上を向いても下まぶたが下がったままになって不自然な目元になりますのでおすすめしません。
ハムラ法
目袋の膨らみを小さくするのと目の下のクマを浅くする手術法です。
しかし、目袋の大きな方にはふくらみが残ってしまい、適度に脂肪を取り除かなければ膨らみは緩和しません。
下まぶたと頬の境目が下へずれることになり、上手くやらないと下まぶたが延び、ますます下まぶたのたるみがひどくなったように見えます。
目袋を取り除く手術に比べ、腫れや内出血が長引きますが、上手にやれば大変良い結果を得ることができるので、医師の経験や技術も必要な手法となります。
ヒアルロン酸
通常の下眼瞼脱脂術と頬部ヒアルロン酸注入を併せて行うことで、裏ハムラ法と同じあるいはそれ以上の良い結果を出すことができます。
ヒアルロン酸注入のためで術後のダウンタイムもほとんど必要ありません。
下まぶたにシワの目立つ方でも、目袋を小さくすれば、目元がスッキリします。
もちろん、皮膚を切除してシワを伸ばせばよりエイジングケアが得られますが、傷跡やダウンタイムのある治療を避けられたい方には、下眼瞼脱脂術がおすすめです。
ドールチーク
頬のやせた方は脱脂術に併せてドールチークという治療をお勧めします。
ドールチークは、下まぶたより下の頬の部分にヒアルロン酸や脂肪を注入を行って、丸くふっくらとした頬を作る治療です。
目元から頬にかけての印象を、より一層若々しくすることができます。疲れて見える印象から、華のある顔立ちになります。