【目元・二重】目頭切開法
目頭切開法は、目頭部分を覆っている蒙古襞を広げることで、目の横幅が広がり、目が大きく見えるとともに、鼻筋も通った印象になり顔全体が垢抜けた雰囲気に整います。また、平行型の二重ラインにも有用な手術となります。
・目を大きく見せたい方
・平行型の二重を希望している方
・鼻筋が通った印象にしたい方
・垢抜けた印象を希望の方
・大人っぽい印象にしたい方
Z法、リドレープ法、皮膚切除法がありますが、ヴェリテクリニックでは主にZ法で行っています。
Z法の特徴
・傷跡がケロイドのように赤く盛り上がることがほとんどない。
・平行型の二重を作りやすい。
・傷跡は正面から見えるが最終的には目立ちにくい。
リドレープ法の特徴
・Z法と比べると、傷跡がほとんど見えない。
・末広型の二重になりやすい。
・術後1ヶ月間は傷跡が赤く盛り上がり目立つことがある。
皮膚切除法の特徴
・傷跡が見えやすい。
・蒙古襞の大きさの微妙な調節がしやすい。
1.術前は目の開きが小さく、涙丘(ピンクのところ)が隠れています。切開のデザインはこのようになります。(点線は目頭の内側を切開する線です。)
2.目頭が出過ぎない程度に目いっぱいに調整して縫います。
3.目頭が広がり、目が大きくなりました。
1.術前は目の開きが小さく、涙丘(ピンクのところ)が隠れています。切開のデザインはこのようになります。(点線は目頭の内側を切開する線です。)
2.皮膚の位置を入れ替えて縫います。
3.蒙古襞の被さりがなくなり、シャープな印象になりました。
1.このように切開していきます。(点線は目頭の内側を切開する線です。)
2.傷跡はおもてから見えにくい位置になります。
1.皮膚を切除します。(切るデザインは患者様によって異なりますのであくまでも一例です。)
2.縫合します。傷は目立ちやすくなりますが、蒙古襞の大きさの微調整がしやすい方法です。
目頭をたくさん広げたからといって、きれいで大きな目になるわけではありません。
切りすぎたり、間違った術式での手術を行うと不自然な形になるだけでなく、お顔全体の印象も違和感のあるお顔立ちになってしまいます。
術後の修正手術を希望された場合も容易ではありません。そのため、適した手法の判断と医師の技術が必要な手術となります。
鳥のくちばしタイプ
丸いタイプ
四角いタイプ
蒙古襞と二重のラインには深い関係性があります。
末広型か平行型かは二重の線と蒙古襞の延長線の位置関係によって決まるため、平行型の二重にするのに必ずしも目頭切開は必要ということはありません。
蒙古襞を全部切開した場合、末広型の二重は平行型になります。控えめな目頭切開の場合には、平行型になることもありますが、末広型のままのこともあります。どちらになるかは、二重ラインの位置と残った蒙古襞の位置関係によります。
二重の線の高さと残った蒙古襞の位置関係
蒙古襞によってできるシワの線が二重の線より高いと末広型になりますし、低いと平行型になります。
控えめに目頭切開をした後で二重が末広型になった人が平行型になりたいと希望するなら、二重を広くする必要があります