【たるみ・シワ】ボトックス注入 (シワ取り)
詳細
ボツリヌスは筋肉の収縮力を弱め、筋肉のバランスをコントロールをすることで、表情じわが出ないようにします。
また、エラの筋肉に注入することで小顔を目指したり、ふくらはぎの筋肉を細くしなやかにする、多汗症の治療としても向いている施術です。
それ以外にも幅広い用途で用いられる薬剤です。
このような症状の改善に適しています
・顔の表情ジワ(額の横皺・眉間のシワ・目尻のシワ)
・顎の梅干しジワ
・エラの縮小
・ふくらはぎの筋肉萎縮
・わき・手のひら・足の裏の多汗
・唇の縦じわ
・への字の口角
・顔の毛穴の開き
目的について
経過
ボツリヌス菌注入後、数日から1週間程で徐々に表れ、3週間程で明らかになってきます。
※ヴェリテクリニックでは注入後2週間経過しても確認頂けない場合、追加注入を行っています。
持続期間
持続期間は平均6ヶ月程度ですが、初めて注入される方は3ヶ月程で弱くなることや、繰り返し注入していくと耐性ができ持続期間が長くなる傾向があります。
施術を受ける際の重要なこと
ボツリヌス菌は施術の簡単さや手軽さから幅広い用途で用いられ、一般的に使用されていますが、変化が出すぎてしまった場合、溶かす薬液は今現在ありません。そのため、弱まるまで時間の経過を待つしかありません。
そうならないために、施術を受けられる際には注入箇所を確認し医師とよくご相談の上で受けられることが重要です。
施術の流れ
Step1 問診
- 問診票をご記入いただきます。
現在のご体調、既往歴や麻酔経験など、受けて頂くために必要な情報をお伺い致します。
Step2 ドクターによるカウンセリング
- ご相談内容を、担当ドクターがお伺い致します。
ドクター以外のスタッフがカウンセリングを行うクリニックもありますが 「カウンセリングも治療の一部」という考えの元、ヴェリテクリニックではドクターが施術方法・施術内容を丁寧にご説明致します。
Step3 メイク落とし・麻酔
- 施術部位のメイクを落としていただきます。
また、痛みに敏感な方には麻酔テープや麻酔クリームをご用意しております。30分程で麻酔の効果が現れます。
Step4 デザイン・ボツリヌス菌酸注入
- 注入部位に手術用のペンで印をつけていきます。
ボツリヌス菌の特徴について熟知したドクターが、適切な注入部位や量を見極め、 細心の注意を払いながら自然で美しい仕上がりにしていきます。
また、当院では極細の針を使用する事で痛みを軽減しています。
Step5 ご帰宅
- 直後は小さな針跡や赤みがありますが、一時的なものですので、すぐにご帰宅できます。
お化粧も出来ますので、パウダールームをご利用下さい。
この記事は、
ヴェリテクリニック理事長
福田慶三医師が監修しました。
プロフィール
ボトックス注入法(しわ)のトラブル一覧
A) 違和感がある
表情筋が動かなくなることによって、一時的に注入部位に違和感を感じる場合があります。
対応
1~2 週間程経過すると馴染んできます。それまではしばらくお待ち頂くことになります。
B) 薬が広がり過ぎる
注入した薬が必要以上に周りに広がる可能性があります。
C) 目が開けにくい
額に注入する場合、眉を上げて目を大きく開ける癖が強い方は眉が上がりにくくなるため、目が重くて開けにくい、眉が下がって二重の幅が狭くなり、目つきが怖くなるなどの症状が出る可能性があります。
対応
現在ボトックスの効果を元に戻す薬品がない為、1~3ヶ月程効果が衰えるのをお待ち頂かなければなりません。
D) まぶたが下がる
目尻、目の下、眉間、鼻のつけ根など目の周りに注入する場合、まぶたを持ち上げる筋肉に作用してまぶたが下がり、瞼を開けにくくなる症状が出る可能性があります。
両側に起こることもありますし、片側だけに起こることもあります。
対応
ご希望により、まぶたの開きを強くする作用のある点眼の処方や、まぶたを糸で吊り上げて、眉にとめる処置を行わせて頂きます。
E) 口元がゆがむ
口周りに注入する場合、口元がゆがむ症状が出る可能性があります。
対応
1~3 ヶ月程効果が衰えるのをお待ち頂かなければなりません。
F) 口唇が閉じにくい
顎や口唇に注入をした場合、口唇を閉める筋肉にボトックスが効きすぎますと、口のしまりが弱くなって、食事や水が口からこぼれる可能性があります。
対応
1~3 ヶ月程効果が衰えるのをお待ち頂かなければなりません。
G) 効果が十分にでない
動きを止めたい筋肉の中に十分な量のボトックスが注入されておりませんと、効果が物足りなくなります。
対応
注入後2 週間以上経過しても効果が物足りない場合は、注入後1 ヶ月以内であれば追加注入を行わせて頂きます。
H) 耐性が生じる(効果が出ない)
稀ではありますが、ボトックス治療を繰り返すうちに、体質によりボトックスに対し耐性が生じ、効果が出なくなることがあります。
対応
現在市販されているボトックス製剤は数種類あります。一剤に耐性ができても、他の製剤で対応できる場合がございます。
I) 感染(化膿する)
注入部の熱感、痛み、腫れ、赤みが増し続けたり、その症状が長引く場合には感染が疑われます。
対応
感染が起きた場合、内服薬の処方、抗生剤の投与のため通院が必要になります。
稀なケースではありますが、感染がひどい場合には切開をして膿を出さなくてはなりません。
よくある質問
ボトックス注入は痛いですか?
注入時の痛みには個人差があります。
注入前30分~1時間程度麻酔のクリームや麻酔のテープを使用しますので注入時の痛みは軽減されます。
患者様によっては局所麻酔を使用する方、注入箇所を冷やして注入される方、麻酔クリームなど使用せずに直接注入される患者様もいらっしゃいますので、注入前にご希望やご要望をお伺いさせて頂きます。
ボトックス注入後、元に戻せますか?
ボトックスを溶かす薬液はありません。
万が一ボトックスの影響が出すぎてしまった場合、ボトックスを溶かす薬液は今現在ありません。
そのため、ボトックスの影響が弱まるまで時間の経過を待つしかありません。
そうならないために、施術を受けられる際には注入箇所を確認し、医師とよくご相談の上、受けられることが重要です。
ボトックス注入後はどのくらいから効果は出ますか?
注入後数日~1週間程で表れます。
ボトックス注入後、数日から1週間程で徐々に表れ、3週間程で明らかになってきます。
ヴェリテクリニックでは注入後2週間経過しても体感頂けない場合、追加注入を行っています。