症例番号:鼻翼基部プロ-001
ご相談内容・ドクターのコメント
最近増えている手術の1つが、この鼻翼基部プロテーゼです。
中顔面の骨格の発育の問題などで、小鼻の付け根が顔に埋もれるように沈み込んでいる方がいらっしゃいます。
この部分が窪んでいると、口元が出て見えたり、法令線が深く見えたりします。
さらに顔の印象としても、なんとなく野卑なもしくはちょっと意地悪そうに見えてしまいがちです。
ですからこの手術をすると、それまでより上品で優しい口元になります。
それが理由かは定かではありませんが、韓国ではこの手術を「貴族手術」と呼んでいるそうです。
この治療のリスクとして、表情の動きや骨格とのズレが原因でプロテーゼがずれてしまうことがありましたが、現在はCTのデータを元に作った骨格模型を使って、骨格にぴったり合うオーダープロテーゼを作る事でそのリスクがほぼ無くなりました。