
この記事の監修
三苫 医師
ヴェリテクリニック 医師
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加齢とともに顔のたるみやほうれい線で悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
「切らないフェイスリフト」と呼ばれている糸リフトは、若返り治療として人気の美容整形です。
しかし、糸リフトを受けたいけれど、値段の相場が分からないと不安に思う方もいるでしょう。
この記事では、糸リフトの値段相場や本数の目安、ダウンタイムの注意点などについて詳しく解説します。
目次
糸リフトの値段相場は?費用を比較
糸リフトの値段は、糸の種類やクリニックによって異なります。
糸リフトは1本あたりの料金設定が多く、本数は理想の仕上がり具合によってカウンセリング時に医師と決めていきます。
糸リフトの値段相場
糸の種類 | 値段相場 |
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コグリフト | 約2〜4万円/1本あたり |
テスリフト | 約4〜7万円/1本あたり |
リードファインリフト(ショッピングリフト) | 約5〜7万円/20本あたり |
例えば、コグリフトの一般的な本数の目安は両頬で6〜8本なので、約15万〜20万円程が値段相場となります。
また、より強力なリフトアップ効果を希望する場合や顔全体のフェイスラインを引き上げたい時は、糸の本数が多くなるので、値段相場以上に費用がかかる場合があります。
この他にも診察料や麻酔料などが別途かかるので、カウンセリング時に総額費用を確認しておきましょう。
ヴェリテクリニックの糸リフトの料金
ヴェリテクリニックでは、さまざまな糸の種類を取り揃えています。
糸リフトの料金は以下のとおりです。
糸リフト(溶ける糸)
コグリフト | 22,000円/1本 |
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テスリフト | 48,000円/1本 |
リードファインリフト | 66,000円/20本(1本追加:3,300円) 99,000円/40本(1本追加:2,475円) 132,000円/60本(1本追加:2,200円) |
BNLS 3D メッシュ糸 | 48,000円/1本 ※名古屋院のみの取り扱い |
糸リフト(溶けない糸)
スプリングアプトス | 55,000円/1本 605,000円/16本〜 |
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糸リフトの本数目安と効果

糸リフトは、垂れ下がった脂肪を引き上げて若々しい印象になれる施術です。
糸リフトには、以下のような効果が期待できます。
- たるみやほうれい線の改善
- 美肌効果
- 小顔効果
顔のたるみはセルフケアで簡単に改善することが難しく、糸リフトは高いリフトアップ効果が期待できる施術です。
ダウンタイムも短く、施術直後から効果を実感できます。
糸リフトの本数目安
両頬 | 約6〜10本 |
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ほうれい線 | 約6本 |
糸リフトの本数は、片側に3本以上が一般的で、個人差はありますが両頬で6〜10本程度が目安となります。
また、フェイスラインをしっかり引き上げたい方は、両側で20本以上挿入する場合があります。
糸リフトは、片側に1本だけ挿入しても引き上げ効果が十分でなく、自然なリフトアップが難しいと言えます。
逆に多ければ多いほど良いのかと言うとそうではありません。
必要な本数は一人ひとりの状態や目的によって異なるので、医師が最適な本数を提案いたします。
糸リフトの種類

糸リフトにはさまざまな種類があり、それぞれ素材や特徴が異なります。
糸リフトを受ける際は、目的や希望の仕上がりに合った糸を選ぶことが大切です。
糸リフトとは
そもそも糸リフトとは、「コグ」と呼ばれる小さな棘がついた医療用の糸を皮下組織に挿入し、頬やフェイスラインのたるみを改善する施術です。
メスで切開せずにリフトアップができるほか、挿入した糸が肌の組織を活性化して、コラーゲンやエラスチンの生成を促進するので、ハリやツヤのある美肌効果も期待できます。
糸リフトは挿入後、少しずつ体内に吸収されていくので、素材によって、それぞれ持続期間が異なります。
個人差はありますが、溶ける糸の持続期間は約6ヶ月〜1年程度が目安で、溶けない糸は持続期間は定まっておらず、長い期間リフトアップ効果が続きます。
糸リフトの糸の種類
ヴェリテクリニックで取り扱っている主な糸リフトの種類は以下のとおりです。
コグリフト
コグリフトとは、360度トゲのついた医療用の糸で、皮下組織を引き上げて、顔のたるみを改善することができます。
コグリフトには、PDO(ポリジオキサノン)とPLC(ポリカプロラクトン)という素材があり、医療用の糸として世界中で使用されている安全性の高い素材を使用しています。
ダウンタイムが少なく、自然なリフトアップが行えます。
コグリフトの持続期間は、数ヶ月〜1年程度が目安です。
ヴェリテクリニックでは、糸の長さが18センチ程あるので、ほうれい線やマリオネットラインのリフトアップも可能です。
テスリフト
テスリフトでは、3Dメッシュ構造になっている糸を使用するので、皮下組織をしっかり掴んで引き上げることができます。
従来の糸より引き上げる力が強いため、高いリフトアップ効果が期待できます。
また、他の糸に比べて少ない本数で効果が実感できるメリットもあります。
テスリフトの持続期間は、約2〜3年ほど持続効果が続きます。
リードファインリフト
リードファインリフトは、髪の毛より細い極細の糸を挿入し、たるみやシワの改善を行います。
施術直後から肌の改善やハリ、引き締め効果など美肌効果も実感できます。
糸の挿入後からコラーゲンやエラスチンが生成され、約2ヶ月後にはピークとなり、弾力のあるハリ肌が期待できるでしょう。
糸が吸収された後も1〜2年程は美肌効果が続きます。
リードファインリフトの持続期間は、約1〜2年ほどが目安です。
BNLS 3Dメッシュ糸
BNLS 3Dメッシュ糸は、網目のようなメッシュ構造の糸とコグリフトを組み合わせた糸で、引き上げる力も強固で高いリフトアップ効果が期待できます。
そのため、頬の脂肪が多く、たるみが目立つ方におすすめです。
また、頬やフェイスラインをしっかり引き上げることができるので、リフティング効果も期待できます。
従来の糸より溶けにくく、約2〜3年ほど効果が続きます。
※BNLS 3Dメッシュ糸は現在名古屋院のみの取り扱いとなっています。
スプリングアプトス
スプリングアプトスとは、収縮性に優れたシリコン製の非吸収性の糸で、半永久的にたるみを予防することができます。
ただし、老化によって新たなたるみやシワが出る可能性があります。
スプリングアプトスは、フェイスリフトのように大きく切開する施術ではありませんが、こめかみの部分を2センチ程切開し、スプリングアプトスを挿入して引き上げてから傷口を縫合します。
そのため、切らない糸リフトより、約1〜2週間ほどダウンタイム期間があります。
糸リフトのダウンタイムと注意点
糸リフトは、他の美容整形に比べてダウンタイムが少ない施術ではありますが、術後に以下のような症状が生じる可能性があります。
- 腫れ
- 痛み
- むくみ
- 内出血
- 突っ張るような違和感
ダウンタイムの症状には個人差がありますが、切らない糸リフトの場合は、腫れやむくみなどの症状が2〜3日続く可能性があります。
内出血が生じた場合でも約1〜2週間ほどで落ち着いていきます。
また、糸を挿入した部分に赤みが生じる可能性がありますが、翌日からメイクでカバーが可能です。
スプリングアプトスは、痛みや腫れ、内出血などの症状が起こる可能性があり、約1〜2週間ほどで徐々に軽減していきます。
ダウンタイムの注意点
ダウンタイムを長引かせないためにも、以下のようなことに注意して過ごすことが大切です。
顔をむやみに擦ったり、触ったりしない
糸リフトを受けた後は、むやみに施術部位を擦ったり、触ったりすると、挿入した糸がずれてしまう恐れがあります。
糸リフトは挿入後、皮下組織に定着するまでに約1〜2ヶ月程かかるので、最低でも1ヶ月間はむやみに触らないように注意しましょう。
口を大きく開けない
糸リフトが定着するまでの間に、口を大きく開けたりすると、挿入した糸が引っ張られて、ヨレたり、外れる可能性があります。
歯科治療などで口を大きく開ける場合は、術後1ヶ月間は控えるようにしましょう。
長時間の入浴や激しい運動、サウナなどは控える
糸リフトのダウンタイム期間中に長時間の入浴や激しい運動、サウナなど、血行が良くことを行なってしまうと、腫れや痛み、内出血などの症状が悪化する可能性があります。
ダウンタイム中は血行がよくなることは控え、患部を冷やして、ダウンタイムを長引かせないよう安静に過ごしましょう。
フェイスマッサージを行わない
術後にフェイスマッサージやエステなどを行うと、引きつれや糸がズレる恐れがあります。
また、マッサージによって腫れや内出血が悪化する可能性もあります。
フェイスマッサージも糸が定着するまでの1ヶ月間は控えましょう。
安い糸リフトでもいいの?クリニック選びのポイント
糸リフトの料金は、クリニックによってさまざまです。
安易に料金の安さだけでクリニックを選んでしまうと、術後に後悔する可能性があります。
糸リフトで後悔しないためにもクリニック選びは重要です。
自分に合った糸の種類がある
糸リフトにはさまざまな種類があり、効果や持続期間が異なります。
そのため、自分の悩みや希望に合った糸を選ぶことが大切です。
ヴェリテクリニックでは、さまざまな糸の種類を取り揃えているので、カウンセリング時に医師が顔の状態を診察し、最適な施術プランを提案しています。
症例実績が多く、経験豊富な医師が在籍している
糸リフトは医師の知識やスキルによって、仕上がりが左右される施術と言えます。
そのため、糸リフトで術後に後悔しないためにも、症例実績が多く、経験豊富な医師が在籍しているクリニックを選びましょう。
クリニックのホームページで症例画像をチェックすると、仕上がりのイメージもしやすいので事前に確認しておきましょう。
丁寧なカウンセリングを行なっている
糸リフトの施術を受ける前のカウンセリングで施術内容やリスク、アフターケアの対応など、丁寧に説明を行なっているクリニックが安心です。
料金やメリットだけでなく、デメリットも踏まえて説明を行なっているかもチェックしておくとよいでしょう。
カウンセリングでは、疑問や不安なことをしっかり解決し、信頼できる医師に施術を担当してもらいましょう。
アフターケアの対応が整っている
施術後に肌トラブルが起きた際、クリニックによってはアフターケアの対応を行なっていないところもあります。
術後、万が一トラブルが起きてもアフターケアや再診、薬の処置などの対応がしっかり整っているクリニックを選ぶと安心です。
カウンセリング時に術後のアフターケアについて事前に確認しておきましょう。
まとめ
今回は糸リフトの値段相場や本数の目安、ダウンタイムなどについて、詳しく解説しました。
- 糸リフトにはさまざまな種類があり、値段相場が異なる
- 目的や持続期間を考慮して糸の種類を選ぶ
- 糸リフトはダウンタイムが少なく、施術直後から効果を実感できる
- ダウンタイムを長引かせないためにも、術後は安静に過ごすことが大切
- 糸リフトで失敗しないためにもクリニック選びが重要である
糸リフトはメスを使わず自然にリフトアップができる人気の美容整形です。
糸の種類や挿入する本数によって、料金が大きく変わるので、自分の希望に合った施術を選ぶことが大切です。
ヴェリテクリニックでは、糸リフトの経験豊富な医師が一人ひとりの悩みや希望に合わせて最適な施術プランを提案しています。
糸リフトを受けたいけれど、何本必要か分からない方にも安心して施術が受けられるように丁寧に説明を行なっています。
まずはカウンセリングで悩みや希望の仕上がりのイメージなどをお気軽にご相談ください。