
この記事の監修
鈴木 医師
ヴェリテクリニック 医師
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鼻は顔の中心にあり、ほんの少し整えるだけでも顔の印象が大きく変わります。
鼻の美容整形を受けたいけど、手術の痛みやダウンタイムが不安と感じる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、鼻整形を検討している方に向けて、手術中の痛みやダウンタイムの期間について詳しく解説します。
目次
鼻の美容整形の種類

鼻の美容整形には鼻を高くしたい、鼻先の形を変えたいなど、悩みや目的に合わせてさまざまな施術方法があります。
主な鼻整形の種類は以下のとおりです。
鼻整形の種類
施術名 | 特徴 |
---|---|
隆鼻術(鼻プロテーゼ) | ・鼻を高くしたり、鼻筋を整える ・軟骨とほぼ感触が同じで自然な仕上がり |
鼻翼縮小術 | ・小鼻を小さくして、スッキリした印象になる ・団子鼻や丸みのある鼻をスマートな鼻先に整える |
鼻尖形成術 | ・鼻先に高さや長さを出して、美しい鼻尖に整える ・自家組織を移植するので、アレルギーのリスクがない |
鼻中隔延長術 | ・鼻先に軟骨を移植し、鼻の長さや鼻先の角度を延ばす ・上向き鼻や豚鼻、短い鼻で悩んでいる方におすすめ |
わし鼻形成 | ・鼻筋の段差を切除し、滑らかな鼻のラインに整える ・外見上の傷跡も目立ちにくく自然な仕上がり |
鼻のヒアルロン酸注入 | ・ヒアルロン酸を注入して鼻を高くする ・ダウンタイムも短く、施術直後から効果を実感できる |
鼻整形の施術方法によって、ダウンタイムや持続期間が異なります。
切開する施術に抵抗がある方は、ヒアルロン酸注入で鼻を整える方法もあります。
どの鼻整形が自分に合っているのか、カウンセリング時に医師が一人ひとりに合った最適な施術を提案しています。
鼻整形の手術中の痛みは?
鼻整形の手術では麻酔を使用するので、手術中はほとんど痛みを感じません。
麻酔もさまざまな種類がありますが、簡単な手術の場合は局所麻酔だけで行うこともありますが、複雑な手術では静脈麻酔や全身麻酔で行います。
術後は麻酔が切れると、徐々に痛みを感じ始めますが、患部のまわりを冷やしたり、鎮痛剤を使うことで痛みを軽減することができます。
痛みに不安な方や麻酔が効きにくい体質の方は、カウンセリング時に確認しておきましょう。
鼻整形後のダウンタイムの痛みや期間は?

鼻整形の施術方法によりますが、施術後数時間すると徐々に痛みや腫れといった症状が起こります。
痛みに関しては、切開を行う施術では術後2〜3日程が痛みのピークで、その後1週間程度で落ち着いていきます。
内服薬や座薬などの鎮痛剤を使ってそれらの痛みを軽減させることが出来ます。
また、出来るだけ安静に過ごすことでダウンタイム中の痛みを軽減することができます。
腫れに関しては、大きな腫れが1週間程で落ち着いていき、中程度の腫れは1カ月かけて落ち着いていきます。
術前後の写真を比較しないと分からないような、細かい腫れは3カ月かけて徐々にひいていきます。
内出血は約2週間程で治っていきます。
鼻整形のダウンタイム期間
主な鼻整形のダウンタイムの期間は以下のとおりです。
鼻整形のダウンタイム期間
鼻整形の種類 | ダウンタイム期間 |
---|---|
隆鼻術(鼻プロテーゼ) | 約1〜2週間 ※腫れのピークは3日程 |
鼻翼縮小術 | 約1〜2週間 ※腫れは3日〜1週間程 |
鼻尖形成術 | 約1〜2週間 ※腫れのピークは3日程 |
鼻中隔延長術 | 約2週間 ※仕上がりまで約4ヶ月 |
わし鼻形成 | 約1〜2週間 ※仕上がりまで約4〜6ヶ月 |
鼻のヒアルロン酸注入 | 約2〜3日 ※内出血は1〜2週間程 |
鼻整形の術後の注意点とケア方法

鼻整形で美しい鼻に仕上げるためにも、術後の注意点をみていきましょう。
患部のまわりを冷やす
術後に痛みや腫れなどの症状がある場合、患部のまわりを冷やすと痛みや腫れを軽減することができます。
特に痛みや腫れは術後3日間がピークなので、その間は保冷剤などで冷やすと良いことが多いですが、ケースバイケースなので、どうしたらよいか執刀医に確認しましょう。
激しい運動は控える
施術直後から汗をかくほどの運動を行うと、入浴同様に血行が良くなり、出血や腫れが悪化する可能性があります。
また、汗をかくと傷口の感染リスクが高まるだけでなく、治癒も遅くなってしまいます。
運動は1ヶ月程は控え、ダウンタイムが落ち着いてから行うようにしましょう。
術後1ヶ月間は禁煙をする
タバコに含まれるニコチンには、血管を収縮する作用があります。
血流が悪くなると、合併症のリスクや傷の回復も遅くなる可能性があるので、電子タバコも同様に最低でも1ヶ月間は禁煙をしましょう。
鼻の整形手術を受ける際のポイント

鼻整形で後悔しないためにも、整形手術を受ける際のポイントを紹介します。
症例実績が多く、信頼できるクリニックを選ぶ
クリニックによって、鼻整形の種類や手術内容、アフターケアなどが異なります。
鼻整形を受ける際は、症例実績が多く、信頼できるクリニックを選ぶことが大切です。
クリニックのホームページに症例画像が掲載されているところもあるので、事前にチェックしておくとよいでしょう。
鼻整形の経験豊富な医師に担当してもらう
鼻整形は、悩みや希望の仕上がりイメージに合わせて、顔とのバランスを調整しながら美しい鼻に整えていきます。
そのため、医師の知識やスキルによって、大きく左右される美容整形です。
鼻整形を受ける際は、経験豊富な医師に施術を担当してもらいましょう。
カウンセリングで十分納得したうえで施術を受ける
鼻整形で後悔した例には、医師とのコミュニケーション不足によって、術後の仕上がりがイメージと違ったというケースも考えられます。
安心して鼻整形を受けるためにも、カウンセリングで不安や悩みを解決し、十分納得したうえで施術を受けることが大切です。
まとめ
今回は鼻の美容整形の手術中の痛みやダウンタイムの過ごし方について解説しました。
- 鼻整形は麻酔を使用するので、手術中の痛みはほとんどない
- 施術方法によって、ダウンタイムの期間が異なる
- 適切なアフターケアを行うことで、痛みを軽減することができる
鼻整形は鼻のコンプレックスを解消し、理想の顔立ちに整えることができる美容整形です。
鼻整形を受ける際は、カウンセリングで手術中の痛みや術後のダウンタイム、アフターケアなどについて十分納得したうえで施術を受けましょう。
ヴェリテクリニックでは、3Dシュミレーションを用いて、施術方法や仕上がりイメージなどの説明を丁寧に行なっています。鼻整形で痛みや不安なことなど、お気軽にご相談ください。