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ほくろ除去は自分で行ってもいいの?安全な方法やメリット・リスクまで詳しく解説

三苫先生

この記事の監修
三苫 医師
ヴェリテクリニック 医師
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ほくろ除去をしたいけど、お金はかけたくないし自分で取れないかな?と気になっている方も多いのではないでしょうか。

小さなものであれば自分でも取れそうな気もするほくろ。しかし自分でほくろ除去するにはリスクもあり医師に推奨されていることではありません

この記事ではほくろ除去を自分ですることについて、その危険やリスク、メリットがあるのかについても詳しく解説します。

ほくろ除去を自分でしたいと思っている方は参考にしてください。

ほくろ除去は自分で行なってもいいの?

ほくろ除去は自分でやっていいのか

まず前提として、ほくろ除去は自分で行わないほうがよいです。

そもそもほくろは、自分で完全に取りきることは難しいのが現実。

ほくろの細胞は肌の真皮層まで達していることも多く、適切な手術でないとほくろの細胞をきちんと取り除くことはまずできないためです。

さらに、ほくろを自分で除去することには以下のようなリスクが伴います。

どのようなことかそれぞれ以下に説明します。

化膿や感染症が起きるリスク

ほくろの除去では切除するなどして、皮膚に傷を作ることになります。

クリニックであれば適切な縫合やアフターケアができますが、設備の整っていない自宅では細菌感染などのリスクも。

失敗して大量の出血や化膿などの可能性もあり、さらに深刻化すると皮膚が壊死するなど思いもよらぬ大きなトラブルに発展することも考えられます。

クリニックでのほくろ除去の場合、ケースに応じて軟膏や抗生物質などトラブルを防ぐ医薬品が処方されます。

傷が残るリスク

クリニックと違い自分でのほくろ除去では、専門知識もないため大きな傷跡が残ってしまう可能性もあります。

特に目立つ部位に傷が残ってしまってからでは、ほくろがある状態よりも目立つことになりかねません。

クリニックでのほくろ除去は、傷跡が極力残らないよう個々にあった施術法で行われます。アフターケアに保護シールなども処方されます。

再発のリスク

ほくろは、医学的には「色素性母斑」と呼ばれ「母斑細胞」という細胞でできています。

この母斑細胞は肌の奥深くまで達しているため、小さく見えても実際のほくろの組織は目に見える部分だけではありません

自力で全ての組織を取り除くことはまず難しいうえに、大きな怪我に発展するリスクがあります。

クリニックでのほくろ切除をする場合、実際にはほくろの4倍程度、ほくろの周りの大きな範囲を切除します。

ほくろの原因

ほくろの種類と原因

ほくろはニキビなどと違い、様々な原因があり一過性のものではありません。

医学的には「色素性母斑」「母斑細胞母斑」などといった呼び名があり、生まれつきある大きな黒アザを「巨大色素性母斑」と呼びます。

これらはメラノサイトという細胞が変化し「母斑細胞」になることで、ほくろという一種の「良性腫瘍」になったものです。

一般的なほくろは良性腫瘍ですが、場合によっては深刻な皮膚がんにつながるものもあるため、除去には専門医の診断や検査のうえでの施術が必要です。

代表的なほくろの種類は以下のようなものがあります。

  • 境界母斑
  • 複合母斑
  • 真皮内母斑
  • ミーシャー母斑
  • クラーク母斑
  • ウンナ母斑
  • スピッツ母斑

ほくろは除去する必要がある?

ほくろは除去する必要がある?

そもそも、ほくろは除去する必要はあるのでしょうか?

答えはケースバイケースですが基本的にはNOです。

ほくろは基本的には良性腫瘍のため、切除しなくてはならないわけではない。

ただ、顔など目立つ部位のほくろは美容面で見た目が気になりますよね。

そのような場合に、審美目的でほくろ除去を行うのはごく一般的です。

審美目的でのほくろ除去は自由診療

審美目的でのほくろ除去は自由診療のみですが、最近では美容クリニックで比較的手頃な値段で受けることができます。

ほくろは一般的なレーザー除去の場合、4,000円~10,000円程度で除去できます。

特に10年単位で大きくなっているものは審美的にも取った方がいいと言えるでしょう。

大きさや膨らみの有無によって合う施術方法が異なり、価格も多少変動するので一度カウンセリングを受けてみましょう。

ほくろ除去が必要な場合とは

一般的には除去の必要がないほくろですが、一部異なるケースも。

以下のような場合には、ほくろの除去が必要と考えられ、保険適用のうえで治療を受けられる可能性があります。

  • ほくろが原因で日常生活に支障をきたしている
  • 悪性腫瘍(メラノーマ)の疑いがある

例えば目の周りのほくろが大きくなって視界を遮るなどの場合は、生活に支障が出るため切除の必要があります。

着替えや洗顔で引っかかり怪我のおそれがある場合なども、ほくろ除去を進められるケースが考えられます。

また、以下のような状態のほくろは悪性腫瘍の可能性が疑われ、適切な診断と検査のうえで除去が必要です。

悪性腫瘍の疑いがあるほくろの特徴

  • ほくろが6mm以上で大きい
  • 直近1~2年で急激に大きくなった
  • ほくろの色が均一でなくまだらに見える
  • 部分的に硬い箇所がある
  • ほくろの輪郭がいびつでギザギザしている

このようなほくろが見られる場合には、病院で切除のうえ病理検査が必要となるため早めに受診しましょう。

ほくろ除去は専門家に任せるべき理由

ほくろ除去は専門家に任せるべき理由

ほくろ除去は原則として、皮膚科や形成外科、美容クリニックで専門医に任せるべきです。

それには以下のような大きな理由があります。

ほくろ除去は専門家に任せるべき理由

  • 悪性腫瘍など検査が必要なケースを見極められる
  • ほくろに合った適切な除去方法を提示できる
  • 傷が極力残らない施術方法を理解している
  • アフターケアがきちんとできる
  • 設備が整っていて事故の危険がない

特に美容クリニックでのほくろ除去は、審美面が目的であることから「なるべく自然に傷が小さく目立たないよう仕上げること」を重視して日々研究されています。

治療方法も最新のレーザー機器などが揃っており、より安全で痛みが少なくダウンタイムの短い方法を提示できることもメリットです。

医師による施術であればセルフのような事故の危険もなく、アフターケアでも必要な保護シールや薬を処方可能

万一悪性腫瘍の疑いがあるような場合でも、クリニックであれば速やかに検査をして安全な方法で手術を受けられます。

安全面でも、見た目の美しさの面でも、ほくろ除去は専門家に任せるのがおすすめです。

まとめ

この記事ではほくろ除去は自分でできるのか、自分で行う場合の方法やリスクについてまとめました。

ほくろ除去を自分で行うのは、デメリットはあれどメリットはほぼなく、おすすめできません

一時的に費用を抑えられたと感じても、それ以上に大きな事故や傷跡につながり結果的に治療費がかかる可能性が大きいためです。

ほくろ除去を自分で行うことのポイント

  • ほくろ除去を自分でするのはメリットよりデメリットが大きい
  • ほくろ除去を自分ですると感染症や怪我につながるおそれがある
  • 自分でほくろ除去をしても取り切れない可能性が高い
  • ほくろ除去は専門医に任せるべき

ほくろ除去は短時間で、比較的手頃な費用でできるケースが多い施術です。

美容クリニックなどでまずは気軽に相談してみて、除去方法や料金、ダウンタイムについて確認してみましょう。