
この記事の監修
三苫 医師
ヴェリテクリニック 医師
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埋没法は食い込みが不自然になるって本当?
食い込んでしまう原因は?対処法はどうしたらいいの?

二重整形の埋没法は、医療用の糸を使用してまぶたと組織を結びつけ、二重のラインを作る美容整形です。
切開法よりも体の負担が少なく、ダウンタイムも短いというメリットがありますが、気になる症状の1つに「食い込み」があります。
本記事では、埋没法による食い込みの原因やいつまで続くのか解説した後、食い込みの対処法についても詳しくご紹介していきます。
埋没法を検討している!という方は、ぜひ本記事を参考にして埋没法の知識を深めていきましょう。
目次
埋没法のくいこみが不自然に強い原因は?

埋没法を受けた後、くいこみが不自然に強くなってしまう原因は主に3つ考えられます。
それぞれ詳しく解説します。
もともとのまぶたに厚みやたるみがあった
もともとのまぶたに厚みやたるみがある場合、食い込みが強くなりやすい傾向があります。
まぶたに厚みのある方は、蒙古襞の張りが強いケースも多く、皮膚のたるみや脂肪、余分な繊維組織などによってぽってりとした二重まぶたになりやすくなってしまいます。
上まぶたから目頭にかけて覆い被さっているようにある皮膚のこと。
日本人の8割に見られる特徴で、蒙古襞の内側から二重の線が始まっていると末広型二重に分類される。
二重の幅が広すぎた
2つ目の原因は、整形によって作った二重の幅が広すぎたことが考えられます。
まぶたは眉毛側に近づけば近づくほど、皮膚が厚くなることが特徴です。
希望する二重の幅を広くすればするほど、まぶたの皮膚の厚い部分に二重が食い込む形になるため、強く食い込んでいるように見えやすくなります。
ダウンタイム中の腫れ
ダウンタイムが比較的少ない埋没法ですが、手術後すぐは痛みや腫れが生じるケースがあります。
腫れていると食い込みが強く見えてしまうため、不自然に感じる人も少なくありません。
腫れは時間の経過とともに落ち着いていくため、ダウンタイムが終わるまで様子を見てみましょう。
ヴェリテクリニックおすすめの二重術「スカーレス」
ヴェリテクリニックでは、埋没法と全切開法のメリットを組み合わせた「スカーレス(二重術)」を提供しています。
この施術は、二重ラインが消えにくく、左右差が出にくい上に、傷跡がほとんど目立たないという特徴を持っています。
「スカーレス」の施術は、まつ毛のすぐ上を切開し、6か所で糸を固定して自然な二重ラインを形成する方法です。
従来の埋没法や全切開法も優れた技術ですが、以下のような難点があります。
- 埋没法:糸が外れると二重が乱れたり消失する可能性がある
- 全切開法:左右差が出やすかったり、二重幅の調整が難しく、傷跡が目立つ場合がある
「スカーレス」では、二重のライン上を直接切開するのではなく、まつ毛際で切開するため、自然で理想的な仕上がりが期待できます。

担当医:積山 真也
施術名 | 料金・リスク |
---|---|
スカーレス(二重形成) | 330,000円 |
二重幅の左右差、違和感、感染、内出血、角膜損傷など |
※当時の価格で現在とは異なる場合があります
切開してまぶた内部の組織を直接確認しながら糸をかけるため、外れにくく、埋没法のようにデザイン通りのラインで二重を形成しやすいというメリットがあります。

編集部
自然な仕上がりと傷が目立たない施術を希望される方は、ぜひヴェリテクリニックの「スカーレス」をチェックしてみてください。
\自然で長持ちな二重に!/
埋没法のくいこみが不自然なのはいつまで?

埋没法の術後すぐは、痛みや腫れによって食い込みが目立ちやすいですが、時間の経過とともに落ち着いていきます。
他の人が見る分には、数日〜10日程度で気にならなくなることが多いですが、実際には1〜2ヶ月ほどかけてゆっくりと自然な形に落ち着いていきます。

編集部
体質によって個人差はありますが、焦らず経過を見守ることが大切です。
埋没法のくいこみを落ち着かせる過ごし方

埋没法の食い込みは、まぶたが腫れることでより目立ちやすくなります。
腫れがおさまれば食い込みも改善されるため、術後は腫れが落ち着く過ごし方を取り入ることが必要です。
ここからは、埋没法の食い込みを落ち着かせる過ごし方を2つご紹介いたします。
目元を冷やす
腫れによる食い込みを抑えるために、術後はこまめに目元を冷やすことがおすすめです。
患部を冷やすことで血管が収縮し、血行を抑えて腫れを軽減してくれます。
冷やすときは、ビニール袋に氷を入れたものや保冷剤を清潔なタオルやガーゼで包み、1時間に1回15分程度を目安におこないましょう。
15分経過していなくても、十分に冷えた場合は冷やすのをやめましょう。
目をこすらない
施術後は、目をこすったり触ったりしないように注意しましょう。
埋没法を受けた直後は、まぶたが炎症を起こしている状態です。
いつも以上に刺激に弱くなっているため、無意識に目をこすったりすると腫れを悪化させてしまいます。
- 洗顔
- クレンジング
- メイク
- 髪の毛
同様の理由で、このような行動も腫れの悪化を招く可能性があるため、できるだけ控えておいた方がベスト。
髪の毛は、目にかからないようにピンなどで留め、アイメイクも極力避けておくことがおすすめです。
術後長く時間が経過しても腫れが引かなかったら

術後長く時間が経過しても腫れが引かない場合は、
- 糸を強く結びすぎている
- まぶたの厚みが埋没法に適していない
このような施術的な問題が考えられます。
とくに、まぶたが厚すぎる場合はまぶたの脂肪取りなどを併用することが一般的です。
厚みがあるまま施術を行うと食い込みが解消されにくくなるため、長期間経過しても腫れが引かないように感じてしまいます。
その他にも腫れが引かない原因は多岐にわたるため、できるだけ早めにクリニックを受診することがおすすめです。
まとめ

ここまで、埋没法で食い込みが不自然に強くなる原因や対処法について詳しく解説していきましたがいかがだったでしょうか?
今回の内容を簡単におさらいします。
- 埋没法の食い込みが強くなる原因:もともとのまぶたの厚みやたるみ・二重の幅が広すぎる・ダウンタイム中の腫れ
- 埋没法の食い込みが落ち着く期間:1〜3ヶ月程度
- 埋没法の食い込みを落ち着かせる過ごし方:術後は目元を冷やし、あまり触らないように心がける
埋没法は切開法に比べてダウンタイムが短く、気軽に受けやすい美容整形ですが、場合によっては食い込みが強くなりすぎて、不自然な仕上がりになってしまうケースがあります。
医師の経験やスキルの差によって左右されることも多いため、複数の美容外科を受診して信頼できるクリニックを見つけることも大切です。
安心して任せられるクリニックを見つけて、納得のいく埋没法を受けてくださいね。
ヴェリテのスカーレス(二重術)で自然で長持ちな二重に!
スカーレスは、埋没法と切開法のメリットを併せ持つ革新的な二重形成術です。
この手法には、注目すべきいくつかの特徴があります。
- 持続性の高い二重ライン
- 左右対称性の高さ
- 目立たない傷跡
従来の方法と比較してみていきましょう。
埋没法 | 切開法 | スカーレス | |
---|---|---|---|
長所 | ・身体への負担が少ない | ・永続的な二重ラインの形成 | ・二重のラインが消えにくい ・傷跡がほとんど目立たない ・左右差が出にくい ・二重のラインが自然に見える |
短所 | ・糸が緩むと二重が消える可能性がある | ・左右差が出やすい ・二重の線がくっきりしすぎる |
スカーレス法は、埋没法と切開法の短所を克服し、長所を取り入れることで、より自然で長期的に安定した二重まぶたの形成が可能。
理想的な二重の実現が期待できます。
スカーレスがおすすめの人
本記事について
※作成日: 2025年2月20日
・本文中の情報やクリニックの詳細は、2025年2月20日時点のものです。そのため、料金や提供サービスに変更が生じる可能性がありますので、具体的な情報については直接クリニックにお問い合わせください。
二重整形は、公的医療保険の対象外となる自由診療であり、治療費は全額自己責任となります。そのため、施術を受ける前には必ず費用について確認してください。
・二重整形リスク
二重整形には、様々なリスクや副作用が伴う可能性があります。施術を受ける前に、医師に施術の詳細をしっかりと確認し、リスクや副作用についても理解しておくことが重要です。
これには、腫れ・痛み・内出血・感染症・目の違和感・左右差などが含まれます。
参考文献
・確認してください!美容医療を受ける前にもう一度:厚生労働省
・美容医療でクーリング・オフが可能なケースも!-特定商取引法に美容医療のルールが加わりました:国民生活センター
:美容医療サービスの消費者トラブル サービスを受ける前に確認したいポイント:政府広報オンライン
・美容医療を受ける前に確認したい事項と相談窓口について:消費者庁
・日本美容外科学会(JSAS)
・日本美容外科学会(JSAPS)
・日本形成外科学会