この記事の監修
三苫 医師
ヴェリテクリニック 医師
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埋没法が取れたから2回目したい!
抜糸しない方がいい?
二重埋没法を一度受けたものの、結果に満足できなかったり、再施術を検討している方も多いでしょう。
特に、2回目の埋没法を考えている場合、抜糸の必要性やリスクが気になりますよね。
編集部
本記事では、以下について具体的に解説していきます。
また、抜糸を行う場合のクリニックの選び方についても紹介しています。
二重埋没法の再施術を検討されている方はぜひ、最後までご覧ください。
目次
埋没法の2回目は抜糸しない方がいい?
埋没法の再施術を考えている方は、抜糸が必要かどうかで悩むことも多いでしょう。
一般的に、抜糸しない方が手軽で痛みも少なく、ダウンタイムも短いとされています。
しかし、抜糸をせずに再施術を行う場合、以前の糸が新しい糸と干渉する可能性があるため、理想の二重ラインが得られないこともあります。
編集部
再施術前に、担当医と詳細に相談し、自分に最適な方法を選ぶことが重要です。
以下に、抜糸の必要の有無をケースによってまとめていきます。
抜糸の必要がないケース
抜糸が必要ないケースとしては、主に以下の2つが挙げられます。
- 一度取れた糸が影響しない
- 二重幅を広げたい
糸が取れて二重が消失している場合は、再施術時に新たな糸を追加するだけで良いでしょう。
また、現在の幅を広げるだけの場合も、既存の糸を活かして新たに固定することが可能です。
これらの場合、抜糸を行うことで逆にダメージを増やすリスクもあります。
抜糸が必要なケース
一方、抜糸が必要なケースも存在します。
例えば、以下の場合は既存の糸を取り除く必要があります。
- 二重幅を狭くしたい
- まぶたの不快感や異物感がある
- 糸が皮膚から飛び出している
これらの状況では、適切な抜糸を行わないと、再施術が成功しない可能性が高くなります。
したがって、抜糸が必要な場合は専門医に相談し、適切な対応を受けることが大切です。
抜糸で起こり得るリスク・副作用は?
抜糸にはいくつかのリスクや副作用があります。
主なものとしては、以下の様なものがあげられます。
- 一時的な腫れや内出血
- 軽い痛み
特に、糸が見つからない場合には、切開を伴うことがあり、これによりダウンタイムが長くなる可能性があります。
また、感染のリスクもゼロではないため、術後のケアが重要です。
失敗しないクリニックの選び方
埋没法の抜糸を行う美容クリニックはどんなところを選べばいいの?
上記のような疑問を抱えている人も多いでしょう。
そこで、抜糸を行うクリニックを選ぶ以下の3つのチェックポイントを確認してからクリニックを見つけていくのがおすすめです。
チェックするべきポイントも合わせて紹介していきます。
施術経験が豊富な医師を選ぶ
クリニック選びで最も重要なポイントは、施術経験が豊富な医師を選ぶことです。
経験豊富な医師は、多くの症例を経験しているため、技術的に高いレベルで施術を行うことができます。
また、個々の患者のニーズに合わせたカスタマイズされた治療を提供できるため、理想の結果を得やすくなります。
クリニックのウェブサイトや口コミを参考に、医師の経歴や症例数を確認しましょう。
カウンセリングが丁寧
カウンセリングの丁寧さも、クリニック選びの重要なポイントです。
丁寧なカウンセリングを行う医師は、患者の不安や疑問に対して親身に対応し、詳細な説明を行います。
これにより、患者は安心して施術を受けることができます。
また、カウンセリングを通じて、医師と患者の間で信頼関係が築かれることが大切です。
初診時の対応を見て、カウンセリングの質を判断しましょう。
アフターケアが充実している
充実したアフターケアを提供するクリニックを選ぶことも重要です。
施術後の経過観察やトラブル発生時の迅速な対応が可能なクリニックを選ぶことで、安心して治療を受けることができます。
アフターケアには、施術後のフォローアップや必要に応じた追加治療などが含まれます。
事前にアフターケアの内容を確認し、信頼できるクリニックを選びましょう。
埋没法の抜糸に関するよくある質問
ここからは、埋没法の抜糸に関するよくある質問に回答していきます。
まだ抜糸するかどうか悩んでいるという方は、回答を読んでから決めてみるのがおすすめです。
埋没法の抜糸はいつからできますか?
埋没法の抜糸は、通常施術後1か月以降に行うことが推奨されます。
これは、施術後すぐでは腫れやむくみが残っていることが多く、糸の位置を確認するのが難しいためです。
時間が経過することで、腫れが引き、糸の位置が明確になるため、安全かつ正確な抜糸が可能となります。
具体的なタイミングについては、担当医と相談しながら決定することが重要です。
抜糸した直後に埋没法の再施術はできますか?
抜糸した直後に埋没法の再施術を行うことは、場合によって可能です。
ただし、抜糸後のまぶたの状態や腫れの程度により、すぐに再施術を行うことが適切でない場合もあります。
抜糸によるダメージが少なく、まぶたの状態が安定していれば、そのまま再施術を行うことができる場合もありますが、無理をせず、まぶたが十分に回復するのを待つことが推奨されます。
抜糸ができないケースはありますか?
埋没法の抜糸ができないケースも存在し、以下などが該当します。
- 他院での裏留めによる埋没法
- 糸の結び目が不明確な場合
- 追加切開をしたくない場合
特に、糸の位置が不明確である場合は、無理に抜糸を試みるとまぶたにダメージを与える可能性があります。
そのため、抜糸を希望する場合は、埋没法を行った医師、もしくは修正手術が得意なクリニックや医師を選ぶことが大切です。
まとめ
今回の記事では、埋没法後の抜糸について解説しました。
二重埋没法の再施術を検討する際には、抜糸の必要性やリスクを十分に理解することが重要です。
抜糸が不要な場合もあれば、必要な場合もありますので、担当医と詳細に相談し、自分に最適な方法を選びましょう。
抜糸をして埋没法の再施術を検討している方は、ぜひ今回の記事を参考にしていただけると幸いです。
本記事について
※作成日: 2024年4月16日
・本文中の情報やクリニックの詳細は、2024年4月16日時点のものです。そのため、料金や提供サービスに変更が生じる可能性がありますので、具体的な情報については直接クリニックにお問い合わせください。
二重整形は、公的医療保険の対象外となる自由診療であり、治療費は全額自己責任となります。そのため、施術を受ける前には必ず費用について確認してください。
・二重整形リスク
二重整形には、様々なリスクや副作用が伴う可能性があります。施術を受ける前に、医師に施術の詳細をしっかりと確認し、リスクや副作用についても理解しておくことが重要です。
これには、腫れ・痛み・内出血・感染症・目の違和感・左右差などが含まれます。
参考文献
・確認してください!美容医療を受ける前にもう一度:厚生労働省
・美容医療でクーリング・オフが可能なケースも!-特定商取引法に美容医療のルールが加わりました:国民生活センター
:美容医療サービスの消費者トラブル サービスを受ける前に確認したいポイント:政府広報オンライン
・美容医療を受ける前に確認したい事項と相談窓口について:消費者庁
・日本美容外科学会(JSAS)
・日本美容外科学会(JSAPS)
・日本形成外科学会