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この記事の監修
仲宗根 医師
ヴェリテクリニック 医師
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埋没法の挙筋法と瞼板法はどっちがいい?
それぞれのメリットやデメリットを詳しく知りたい
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切開を伴わない手軽な二重整形として人気の埋没法ですが、施術には挙筋法と瞼板法などの選択肢があります。
しかし、それぞれの名前を聞いただけでは具体的な違いや特徴がわかりづらく、どちらを選ぶべきか迷ってしまいますよね。
そこで本記事では、挙筋法と瞼板法のメリット・デメリットを比較し、それぞれの施術がどのような方に適しているか詳しく解説します。
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編集部
挙筋法と瞼板法、どちらを受けるべきかお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
目次
二重埋没法について
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二重埋没法は、メスを使わず専用の極細糸をまぶたに2~4箇所結びつけ、二重のラインを形成する施術です。
約10分間程度で自然な二重を作ることができ、二重が合わない場合はやり直しや元に戻すことが出来ることから、以下の希望をお持ちの方に向いています。
- 気軽に二重にしたい方
- 切らない方法が良い方
- 二重の左右差が気になる方
- ダウンタイムが長く取れない方
- アイプチやアイテープをされている方
埋没法の持続期間は数年程度と言われており、永久的な効果は期待できませんが、負担の少ない施術で気軽に二重整形を試せるのが魅力です。
挙筋法と瞼板法とは?違いは?
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埋没法は、大きく「挙筋法」と「瞼板法」と呼ばれる方法に分かれます。
2つの方法の違いは、以下の通り二重ラインを作る際の糸を通す場所にあります。
- 挙筋法:眼瞼挙筋(まぶたを持ち上げる筋肉)
- 瞼板法:瞼板(まぶたの中にある硬い組織)
挙筋法のメリット・デメリット
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挙筋法のメリット・デメリットについて解説します。
注意したいリスク等も存在するため、施術を検討されている方は事前にチェックしておきましょう。
挙筋法のメリット
挙筋法は、まぶたを動かす筋肉である眼瞼挙筋に糸をゆるく固定するため、自然な仕上がりが得られるのが特徴です。
また、腫れや痛みが軽減され、ダウンタイムが短い点も魅力です。
柔軟なデザインが可能で、幅広い二重スタイルに対応できるのも挙筋法の強みです。
さらに、まぶたの動きに馴染みやすく、目の開きがナチュラルに見えるため、自然さを重視する方に適しています。
挙筋法デメリット
挙筋法は自然な仕上がりが魅力ですが、デメリットもあります。
固定がゆるいため、特にまぶたが厚い方や脂肪が多い方では二重ラインが取れやすく、持続性が低くなる場合があります。
また、まぶたの筋肉に糸を固定するため、デザインが難しく、仕上がりは医師の技術に大きく左右されます。
さらに、固定がゆるい分、二重ラインが薄くなりやすく、くっきりとした仕上がりを求める方には不向きな場合もあります。
まぶたの状態や希望に応じて、適した方法を選ぶことが大切です。
瞼板法のメリット・デメリット
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瞼板法のメリット・デメリットについて、それぞれ解説します。
瞼板法のメリット
瞼板法は、まぶた内部の硬い組織である瞼板に糸を固定する方法です。
二重ラインが取れにくく、安定性と持続性に優れています。
固定力が強いため、二重ラインがくっきりと仕上がり、まぶたが厚い方や脂肪が多い場合にも適した方法です。
幅広いデザインに対応可能で、目元をより際立たせたい方におすすめです。
瞼板法のデメリット
瞼板法は固定力が高い反面、術後に腫れが出やすく、ダウンタイムが長引く場合があります。
また、手術したての時期は二重ラインがくっきりしすぎて不自然に見えることもあります。
固定力が強い分、修正が必要な際に対応が難しい場合がある点もデメリットです。
術後に違和感を感じるケースも見られるため、施術前に自分に合った方法を慎重に選ぶことが大切です。
ヴェリテクリニックおすすめの二重術「スカーレス」
ヴェリテクリニックでは、埋没法と全切開法のメリットを組み合わせた「スカーレス(二重術)」を提供しています。
この施術は、二重ラインが消えにくく、左右差が出にくい上に、傷跡がほとんど目立たないという特徴を持っています。
「スカーレス」の施術は、まつ毛のすぐ上を切開し、6か所で糸を固定して自然な二重ラインを形成する方法です。
従来の埋没法や全切開法も優れた技術ですが、以下のような難点があります。
- 埋没法:糸が外れると二重が乱れたり消失する可能性がある
- 全切開法:左右差が出やすかったり、二重幅の調整が難しく、傷跡が目立つ場合がある
「スカーレス」では、二重のライン上を直接切開するのではなく、まつ毛際で切開するため、自然で理想的な仕上がりが期待できます。
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担当医:積山 真也
施術名 | 料金・リスク |
---|---|
スカーレス(二重形成) | 330,000円 |
二重幅の左右差、違和感、感染、内出血、角膜損傷など |
※当時の価格で現在とは異なる場合があります
切開してまぶた内部の組織を直接確認しながら糸をかけるため、外れにくく、埋没法のようにデザイン通りのラインで二重を形成しやすいというメリットがあります。
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編集部
自然な仕上がりと傷が目立たない施術を希望される方は、ぜひヴェリテクリニックの「スカーレス」をチェックしてみてください。
\自然で長持ちな二重に!/
挙筋法と瞼板法はどっちがいい?

挙筋法と瞼板法はそれぞれに強みがあり、一概にどちらが良いか決めることはできません。
それぞれの方法に向いている方の特徴として、以下の内容を目安に検討してみましょう。
- 食い込み過ぎない二重を希望する方
- 自然な二重構造に近い方がよい方
- ダウンタイムの短さを重視する方
- 瞼板が小さい方
- 狭い幅の二重デザインを希望する方
- 二重がとれにくい方法がよい方
- くっきりした二重がよい方
- 瞼板が大きい方
どちらを選択するべきかは、希望するデザインや個人の体質によっても方法が異なります。
二重整形「埋没法」に関するよくある質問
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今回は、二重整形「埋没法」に関するよくある質問について、Q&A形式でまとめました。
安心して施術を受けられるよう、事前に疑問点を解消しておきましょう。
挙筋法や瞼板法は眼瞼下垂になりやすい?
挙筋法や瞼板法が直接眼瞼下垂を引き起こす可能性は低いですが、施術や術後の状態によってリスクが生じる場合があります。
挙筋法では、二重幅を広くしすぎたり、糸をきつく縛りすぎたりするため、糸を眼瞼挙筋に固定する際に筋肉の動きが制限されるため、目の開きが悪くなることがあります。
一方、瞼板法でも、糸を強く固定しすぎたり、術後で腫れている時期は、一時的に目が開きにくい状態になることがあります。
表留めと裏留めの違いは?
埋没法における「表留め・裏留め」の違いは、最後に固定する糸玉の位置にあります。
- 表留め:皮膚の表側に糸玉を作る。修正が容易なメリットがある。
- 裏留め:皮膚の粘膜側に糸玉を作る。糸玉が目立ちにくい。
表留めは、より安定した二重ラインを希望する方に向いています。
一方、裏留めは、糸玉が透けて見えるのを防ぎたい方に適しています。
それぞれの特性を理解し、医師と相談して自分に合った方法を選ぶことが重要です。
二重ラインが取れない二重整形はある?
完全に「取れない」二重整形を保証する方法はありませんが、傷跡が目立ちにくく、取れにくい仕上がりを求める方には「スカーレス法」がおすすめです。
スカーレス法は、最小限の切開で内部組織を直接固定するため、埋没法よりも高い安定性を持ちつつ、全切開と違い二重ラインに傷ができないのが特徴です。
この術式は、ラインが取れにくいだけでなく、仕上がりが自然でダウンタイムも比較的短いのが魅力です。
二重整形において「取れにくさ」と「自然さ」のバランスを重視する方に適しています。
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編集部
切開時に余分な脂肪も除去できるため、まぶたに厚みがあり埋没法が合わなかった方にもおすすめの施術です。
まとめ
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本記事では、挙筋法と瞼板法のメリット・デメリットやそれぞれに向いている方の特徴を解説しました。
今回のポイントは、以下のとおりです。
挙筋法と瞼板法にはそれぞれメリットとデメリットがあるため、経験豊富な医師にしっかり相談した上で、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
より長持ちする二重を目指したい方には、ヴェリテクリニックが提供する「スカーレス」もおすすめです。
希望する二重デザインに最適な施術を選び、理想の目元を手に入れましょう。