この記事の監修
仲宗根 医師
ヴェリテクリニック 医師
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一重、奥二重の目を二重にしたい!
アイプチで二重って実際どうやるの?
アイプチする時の注意点は?
お悩み
ユーザー
のりやテープを使って、手軽に二重を作れるアイプチ。
使ってみたいけどどんなものが良いのか、どうやって使うのか分からず困っている人もいると思います。
編集部
アイプチにはいくつか種類があります。
自分に合ったアイプチを正しい方法で使うことで、自然な二重を手に入れられますよ。
今回はアイプチについて、種類別にメリットやデメリット、やり方について詳しく解説していきます。
- アイプチの種類は3種類
└接着タイプ、被膜タイプ、テープタイプ - バレないアイプチのコツ
└油分はとる、幅は自然に、量に注意、メイクでごまかす - アイプチ使用時の注意点
└かぶれたら使用を中止、長時間使用しない
これからアイプチを使う人だけでなく、すでに使っている人にも役立つ情報をまとめました。
ぜひ最後までご覧ください!
目次
アイプチの種類
アイプチには種類があることをご存知でしたか?
大きく分けて以下の3種類があります。
- 接着タイプ
- 被膜タイプ
- テープタイプ
それぞれのメリットやデメリット、おすすめな人を紹介していきます。
編集部
自分に合ったタイプのアイプチで理想の二重を手に入れましょう!
接着タイプ
接着タイプのアイプチは、液体で「二重のり」とも言われるものです。
液状のりでまぶたをくっつけることで二重ラインを作ります。
- 初心者
- まぶたが厚い人
理想の二重ラインにのりを塗れば良いので、初心者さんでも使いやすいでしょう。
また、しっかりくっつけるのでまぶたが厚い人にもおすすめです。
メリット:初心者やまぶたの厚い人でも使いやすい、二重幅の調整がしやすい
デメリット:目を閉じたときにバレやすい、汗や水で取れる場合がある
皮膜タイプ
被膜タイプのアイプチは、透明の膜を作ってまぶたを折り込み、二重を作るアイプチです。
「非接着式」「折り込み式」と言われることもあります。
- まぶたが薄い人
- バレたくない人
被膜タイプはラインがつきやすい薄いまぶたの人に向いています。
また、まぶたをくっつけないので自然な仕上がりになり、バレたくない人にもおすすめです。
メリット:自然な二重になりバレにくい、まぶたがたるみにくい
デメリット:比較的価格が高い、初心者では難しい
テープタイプ
テープタイプのアイプチは、細いテープをまぶたに貼って二重を作るもので「アイテープ」とも言われます。
接着面が両面にあるかないかで二重の作り方が変わります。
- 両面タイプ:両面テープでまぶたをくっつける
→接着タイプと同じ原理 - 片面タイプ:片面だけ粘着力があるもので、まぶたを折り込み二重を作る
→被膜タイプと同じ原理
- 両面タイプ:まぶたが厚い人
- 片面タイプ:まぶたが薄い人
両面タイプは、まぶたをしっかり接着させるのでまぶたの厚みが気になる人におすすめ。
片面タイプは、ラインがつきやすい薄いまぶたの人に向いています。
メリット:貼るだけなので簡単、二重ラインが安定する(両面タイプ)、自然な二重になる(片面タイプ)
デメリット:素材や色によってはバレる、アイメイクが浮いたりヨレたりすることがある
アイプチ(二重のり)でふたえにする方法
アイプチで綺麗な二重にするために、まずは基本的なやり方を知っておきましょう。
編集部
使用前に一連の流れをイメージしておくと、実際に使うときにスムーズに使えますよ。
ここではアイプチのタイプ別にやり方を解説していきます。
アイメイクをするタイミングや自然に仕上げるコツも紹介しているので参考にしてくださいね。
接着タイプ
- STEP
二重ラインを決める
まずはプッシャーを使って二重ラインを決めます。
まぶたを軽く閉じた状態でプッシャーを当て、まぶたを開けます。
プッシャーを離しても残る二重ラインが安定するのでおすすめです。
- STEP
二重ラインに液を塗る
決めた二重ラインに沿って液を塗っていきます。
液がほかの場所につかないように、目を細めて慎重に塗りましょう。
液が多いと仕上がりが汚くなったり、ヨレの原因になってしまうので注意です。
- STEP
二重ラインを固定する
液が乾いて半透明もしくは透明になったのを確認、プッシャーで二重ラインを押し込みながらゆっくり目を開けます。
まぶたを食い込ませるように目を力を入れ、10秒ほどその状態でキープする
ここで瞬きをしたり、プッシャーをずらしたりするとヨレてしまうので注意しましょう。
皮膜タイプ
- STEP
二重ラインを決める
まずは二重ラインを決めます。
まぶたを軽く閉じた状態でプッシャーを当て、まぶたを開けます。
プッシャーを離しても残る二重ラインが安定するのでおすすめです。
- STEP
液を塗る
目を閉じてまつ毛の生え際から二重ラインの下まで液を塗ります。
二重ラインの0,5mm程度下まで塗るときれいに仕上がるのでおすすめです。
液をたくさん塗ってしまうと、仕上がりが汚くなってしまいます。
少量ずつ、薄く均一のばしていくように意識しましょう。
- STEP
二重ラインの確認
目を閉じたまま液が乾くまで待ちます。
乾いたか分からない人は、指で触ってもベタベタしないのを確認すればOK。
完全に乾いたら、ゆっくりと目を開け二重ラインを確認します。
編集部
より自然に仕上げたいなら…
綿棒で軽くこすってテカリを抑えたり、専用のマットコートを上から塗って肌の質感に馴染ませると良いですよ。
テープタイプ
- STEP
二重ラインを決める
まずは二重ラインを決めます。
まぶたを軽く閉じた状態でプッシャーを当て、まぶたを開けます。
プッシャーを離しても残る二重ラインが安定するのでおすすめです。
- STEP
テープを貼る
両面タイプは決めた二重ラインに沿って、片面タイプは二重ラインの下に貼ります。
目頭から目尻に向かって貼っていきましょう。
目頭側を押さえ、軽く引っ張りながら貼っていくのがポイント。
軽く引っ張ることでテープが細くなり、目立ちにくくなります。
最後に、両端のはみ出た部分をハサミでカットするのも忘れないようにしましょう。
- STEP
二重ラインの確認
両面タイプの場合はプッシャーで押し込み、まぶたをくっつけます。
テープが完全に見えなくなるまで押し込むのがポイント。
片面タイプの場合はテープの上側をプッシャーで押し込み二重ラインを安定させていきます。
アイプチ(二重のり)のうまいやり方のコツ
アイプチを使うとき、「バレるのではないかと心配…」という人は多いと思います。
そんな人に向けて、アイプチしていることをバレにくくするためのコツを4つ紹介していきます。
編集部
最初は難しくても、練習していけばできるようになりますよ!
ポイントを押さえてナチュラルな二重を手に入れましょう♪
まぶたの油分を取る
どのタイプのアイプチでも、使用前に「まぶたの油分を取る」ことが大切です。
皮脂や汚れが残っていると接着力が弱まり、アイプチが取れやすくなってしまいます。
やり方は簡単、コットンやティッシュを使い、優しくまぶたを拭き取るだけです。
編集部
目に見える汚れがなくても、このひと手間を加えるだけで持続力が長持ちしますよ。
このとき強くこすってしまうと、かぶれやまぶたのたるみにつながるので注意しましょう。
二重幅を広く取らない
自然な二重にするには「二重幅を広く取らない」ことも重要です。
一般的に、バランスが良いとされる二重幅は、目の形や開き方によって異なります。
目が大きく開く方にはやや広めの二重幅が似合うことが多く、目が小さめの方には控えめな幅が自然に見えることがあります。
また、目の形が丸い場合やアーモンド型の場合でも、適切な二重幅は異なります。
個々の顔立ちや目の特徴に応じて、自然で美しい二重幅を選ぶことが大切です。
医師とのカウンセリングで、自分に最適な二重幅を見つけることが推奨されます。
編集部
「プッシャーを離してもラインが残る」というのも自然な二重ラインのポイントになりますよ。
液を少しずつ塗る
接着タイプや被膜タイプでは、「液を少しずつ塗る」ことを意識しましょう。
一度にたくさん液を塗ってしまうと、二重ラインがヨレたり仕上がりが汚くなってしまいます。
編集部
容器のフチで、ハケをしごいてから液をまぶたに乗せると量が調節できて良いですよ。
きれいな仕上がりにするために均一に塗り広げることも大切です。
メイクで質感を馴染ませる
メイクにひと工夫加えることでアイプチがバレにくくなります。
ポイントとなるのはアイシャドウで、以下のポイントで選ぶのがおすすめです。
- ブラウン系
→肌馴染みが良いためアイプチが浮きにくくなる - ラメ入り
→アイプチの上からのせて、テカリをカモフラージュする - クリームシャドウ
→アイプチの粘着力を弱めない
まつ毛をカール、マスカラを使ってアイプチを隠す方法もあるのでぜひ試してみてください♪
アイプチ(二重のり)の使い方の注意点
手軽に二重にできるアイプチですが、使用するときに注意することがあります。
- かぶれたら使用を中止する
- 長時間使用しない
アイプチは少なからずまぶたに刺激を与えてしまいます。
何かトラブルが起きてからでは遅いので、この2点は守るようにしましょう。
かぶれたら使用を中止する
アイプチでかぶれてしまったら、使うのをすぐにやめましょう。
目元は皮膚が薄くデリケートな部分です。
そもそも液やテープが肌に合わないことでかぶれてしまうことがあります。
編集部
「ラテックス」という成分がアレルギーの原因になることも…
被膜タイプには、ゴムにも含まれている成分「ラテックス」が含まれている場合があります。
これまでにゴムでかぶれたことがある、アレルギー体質であるという人は「ラテックスフリー」と書かれているものを使用すると安心ですよ。
長時間使用しない
アイプチを長時間つけたままにするのもやめましょう。
癖づけのためにずっとアイプチしたいと思う人もいますよね。
しかし、長時間使用するとかぶれやまぶたのたるみの原因になってしまうのでNG。
編集部
それでもできるだけ長くアイプチしたい、と思う人は「昼用」と「夜用」を使い分けるのがおすすめ。
夜用のアイプチは保湿成分や抗炎症成分が含まれているなど、肌に優しく作られています。
まぶたのトラブルを起こさないために、負担は最小限にするように心がけましょう。
アイプチが上手くいかない時は二重整形もおすすめ!
アイプチしてみたけど上手くできない!
アイプチしていたらまぶたがかぶれちゃった…
お悩み
ユーザー
そんな人には「二重整形」もおすすめです。
アイプチいらずの二重になることでコンプレックス解消、メイク時間の短縮にも繋がります。
編集部
整形と聞くとなんだか怖いイメージがあるかもしれません。
しかし「埋没法」ならメスを使わずに短時間の施術で二重が手に入りますよ。
埋没法とは二重整形法の1種で、まぶたを糸で留めて二重を作る方法です。
手術時間は15〜60分と短く、メスを使わないのでダウンタイムも1週間~2週間ほどの短期間で済みます。
クリニックにもよりますが、数万円で受けられるので検討しても良いでしょう。
アイプチのやり方まとめ
いかがでしたか?
この記事ではアイプチのやり方や注意点を解説してきました。
- アイプチの種類は3種類
└接着タイプ、被膜タイプ、テープタイプ - バレないアイプチのコツ
└油分はとる、幅は自然に、量に注意、メイクでごまかす - アイプチ使用時の注意点
└かぶれたら使用を中止、長時間使用しない
アイプチは手軽に二重にできる便利なアイテムです。
ただし、やり方を間違えると不自然な目元になってしまうことも…。
自然な二重にするためにはこの記事で紹介したやり方を参考にしてくださいね。
編集部
最初はうまくいかないこともあるとは思いますが、何度か練習すればきれいな二重を作れるようになりますよ。
アイプチでかわいい二重になりましょう。
本記事について
※作成日: 2024年4月16日
・本文中の情報やクリニックの詳細は、2024年4月16日時点のものです。そのため、料金や提供サービスに変更が生じる可能性がありますので、具体的な情報については直接クリニックにお問い合わせください。
二重整形は、公的医療保険の対象外となる自由診療であり、治療費は全額自己責任となります。そのため、施術を受ける前には必ず費用について確認してください。
・二重整形リスク
二重整形には、様々なリスクや副作用が伴う可能性があります。施術を受ける前に、医師に施術の詳細をしっかりと確認し、リスクや副作用についても理解しておくことが重要です。
これには、腫れ・痛み・内出血・感染症・目の違和感・左右差などが含まれます。
参考文献
・確認してください!美容医療を受ける前にもう一度:厚生労働省
・美容医療でクーリング・オフが可能なケースも!-特定商取引法に美容医療のルールが加わりました:国民生活センター
:美容医療サービスの消費者トラブル サービスを受ける前に確認したいポイント:政府広報オンライン
・美容医療を受ける前に確認したい事項と相談窓口について:消費者庁
・日本美容外科学会(JSAS)
・日本美容外科学会(JSAPS)
・日本形成外科学会