この記事の監修
仲宗根 医師
ヴェリテクリニック 医師
プロフィールはこちら >
綺麗な二重に憧れている方も多いのではないでしょうか?
二重整形でも二重埋没法は、リーズナブルでダウンタイムが短いため人気を集めています。
しかし、「もし失敗してしまったら…」という恐怖で二重整形に踏み出せないケースも少なくありません。
本記事では、万が一二重埋没法で失敗して後悔することがないように、二重埋没法の失敗例と二重埋没法で後悔しないためのポイントを紹介します。
編集部
目にコンプレックスがあり、二重埋没法を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
二重埋没法の失敗例
二重埋没法で後悔することがないように、どのように失敗してしまうことがあるのか失敗例をしっかり把握しておきましょう。
- 糸が飛び出してきた
- 二重幅が広くなり眠そうな目になった
- 二重の左右差が目立ってきた
- 一重に戻ってしまった
ここでは、埋没の失敗例でよく聞かれる上記4つの二重埋没法の失敗例についてお話しします。
糸が飛び出してきた
二重埋没法とは、医療用の糸でまぶたの皮膚を止めて二重を作る手法で、最後は糸の結び目をまぶたの中に埋め込む(埋没させる)必要があります。
糸がしっかりと埋め込まれていないと、まぶたの表や裏から糸が飛び出してしまうことがあるのです。
糸が飛び出してきてしまう原因は、瞼が薄い方、浅い二重希望、医師の技量不足などが挙げられます。
編集部
糸が飛び出してしまった場合には、すぐにクリニックへ受診して、抜糸や修正手術を行わなければなりません。
糸が飛び出している状態で放置してしまうと、痛みや腫れ等の原因となったり、細菌による感染症を引き起こしてしまう恐れがある、目の表面に傷がついてしまう(傷つけてしまう)原因となることもあるから。
二重埋没法を行ったクリニックで保証制度などがあれば抜糸をして改めて埋没法を行うこともできますが、クリニックに不信感や手術に不安がある場合には別の信頼できるクリニックを見つけるのもおすすめです。
二重幅が広くなり眠そうな目になった
「二重幅が広くなり眠そうな目になった」と二重埋没法を後悔している方もいますが、その原因はおそらく二重の幅を広くつくりすぎたことだと考えられます。
二重埋没法をするときにもっとも重要なのが二重の幅で、日本人の骨格では広い二重が自然に見える人は多くはないのです。
編集部
「二重幅はできるだけ広くしたい」「欧米人に多い平行二重が理想」と希望される方も多いですが、自分に適した幅でないと不自然になってしまったり、眠そうな目になってしまう恐れがあります。
そのため、医師は患者様一人ひとりの適正な二重幅を見極めて提案する必要がありますが、患者様の要望に合わせて安易に広すぎる二重幅をつくってしまうケースも少なくありません。
二重幅で失敗しないためには、信頼できる医師に要望を伝えたうえで、あなたに適した二重幅を提案してもらうのがよいでしょう。
提案と同時にシミュレーションをしてみることで、イメージと現実のギャップを抑えることができますよ。
二重の左右差が目立ってきた
わたしたち人間の身体はまったくの左右対象ではなく、手術は人の手で行うものであるため、完全に左右対象な目やラインをつくることはできません。
しかし、手術前に医師から患者様に左右差について説明をしておき、シミュレーションをしっかりとしておくことで左右差を少なくすることは可能です。
もし明らかな左右差がある場合には、シミュレーション不足や医師の技量不足が原因と考えられます。
編集部
ただ、手術直後の場合は、まぶたに腫れやむくみ、内出血などの症状がでるため、左右非対称が目立ってしまっている可能性もあります。
時間が経つにつれて、まぶたの腫れやむくみ、内出血などの症状が治まっていき、左右非対称も解消されることがほとんどです。
そのため、手術直後にすぐに“失敗”だと判断するのではなく、ダウンタイムが終わるまで様子を見ていただくのが良いでしょう。
一重に戻ってしまった
二重埋没法は、医療用の糸でまぶたの皮膚を留めて固定することで、二重をつくる手術です。
組織そのものを処理する手術ではないため、時間の経過や強い負荷がかかってしまった場合、糸が緩んでしまったり、自然と取れたりしてしまうリスクがあります。
糸の緩みや外れがあった場合には、二重の幅が狭まってしまったり、一重に戻ってしまったり、理想の目元から遠ざかってしまいます。
通常は、カウンセリングでこの後戻りのリスクなどについての説明を受けますが、患者様が納得したうえで手術にのぞみます。
編集部
もし、半永久的な効果を希望している場合には、二重埋没法ではなく切開法を検討した方がいいかもしれません。
ただし、切開法には、ダウンタイムが長く、費用が嵩むなどのデメリットもあるので、二重埋没法と切開法のメリット・デメリットを判断して、検討しましょう。
二重埋没法で二重をつくる場合には、なるべく一重に戻らないように、まぶたを指で掻いたりこするなどの強い力を与えないように注意してくださいね。
二重埋没法で後悔しないために
二重埋没法で後悔しないためには、どのようなことに気をつければよいのでしょうか?
二重埋没法で後悔しないためのポイントは、以下の通りです。
- 経験や実績のある医師を選ぶ
- カウンセリングでシミュレーションをしっかりとする
ここでは、二重埋没法で後悔しないための2つのポイントを紹介いたしますので、二重埋没法を検討している方は参考にしてください。
経験や実績のある医師を選ぶ
二重埋没法を受ける時には、事前に経験や実績のある医師を選びましょう。
経験や実績は、クリニックのホームページなどに記載されていることも多く、症例写真なども掲載されていることがほとんどです。
ホームページ以外にも、InstagramやX(旧Twitter)などのSNSもチェックしてみてくださいね。
編集部
また、実際に手術を受けた方の口コミや評判なども参考になりますよ。
気になる医師が見つかったら、カウンセリングに予約し、二重埋没法について相談してみましょう。
ただし、カウンセリングであなた自身が納得できなかったら、契約をする必要はありません。
いまは無料カウンセリングを実施しているクリニックも多いので、複数のクリニックで相談してみて、あなたが納得できるあなたにあった医師を見つけてください。
カウンセリングでシミュレーションをしっかりとする
二重埋没法をするときにもっとも重要なのが二重の幅です。
二重の幅が広すぎたり、狭すぎたりしてしまうと「やらなきゃよかった…」と後悔してしまう可能性があります。
通常、カウンセリングであなたのなりたいイメージや要望を医師に伝え、医師があなたのイメージや要望を元に適切な二重の幅を提案してくれます。
その際に、納得できるまでしっかりとシミュレーションをするのが失敗や後悔をしないためのポイントとなります。
ただし、3DやAIなどの画面上のシミュレーションのみでは、目の開く力や皮膚・筋肉の厚みなどが考慮されていないため、実際に手術した後ではイメージとのずれが生じてしまうかもしれません。
編集部
そのため、画面上のシミュレーション以外にも、実際にご自身の目元でシミュレーションを行ってもらうのが大切です。
自分の目元でシミュレーションを行う事で、実際の仕上がりをしっかりイメージすることができますよ。
二重埋没法で失敗する確率は?
二重埋没法で失敗する確率は、1%程度だと言われています。
切開法での二重整形が失敗する確率は5%程度だと言われているため、それと比較しても二重埋没法は失敗するリスクが低い手術だといえるでしょう。
ただし、手術を受けるクリニックや医師によって確率は大きく異なり、手術である以上リスクはゼロにはなりません。
二重埋没法の手術を受ける前には、しっかりと信頼できるクリニック・医師かどうかを見極めることが大切です。
二重埋没法で失敗した場合は他院修正も検討しよう
二重埋没法やその他の手術で失敗した場合には、手術を受けたクリニックで担当の医師に相談するのが一般的です。
二重埋没法で失敗してしまったケースでも、保証などがある場合には手術を受けたクリニックであれば修正の費用を抑えることができます。
しかし、手術を受けたクリニックや担当の医師に不信感を抱いていたり、医師の技量が不足しているケースもありますよね。
編集部
そういった場合には、他院修正を検討されるのがおすすめです。
他院修正であっても、これまでの担当医師とは違い、信頼できる医師に出会うことは可能です。
また、高い技術や経験がある医師に依頼することで、あなたの理想通りの二重を実現できるかもしれません。
そのためには、まずあなたがしっかりとクリニックや医師を見極めなければなりません。
二重埋没法で失敗して後悔するだけではなく、あなた自身で技術と経験が豊富な信頼できるクリニックを見つけ、理想の二重を手に入れましょう!
ヴェリテクリニックでは二重の他院修正も行っています。
失敗をした…と感じた場合はぜひ相談してみてはいかがでしょうか?
まとめ
目元の印象をぱっちりと華やかにしてくれるため、二重まぶたに憧れを抱いている人も少なくありません。
二重埋没法は、比較的リーズナブルで手術時間やダウンタイムが短いため、多くの人が利用している人気の手術です。
そんな二重埋没法が失敗してしまう確率は1%程度だと言われていますが、リスクがゼロにはならないため、失敗してしまう可能性も否めません。
しかし、経験や実績のある医師を選んだり、手術前にカウンセリングでしっかりとシミュレーションをすることで、二重埋没法を失敗する確率を限りなく低くすることは可能です。
万が一、二重埋没法が失敗してしまった場合には、すぐにクリニックや担当医に連絡をしてください。
編集部
クリニックや担当医に不信感を抱いていたり、技量不足を感じたりする場合には、他院修正も検討してみるのがおすすめです。