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鼻整形後にできなくなることは?術後の変化やダウンタイム中の過ごし方を解説

鈴木先生

この記事の監修
鈴木 医師
ヴェリテクリニック 医師
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鼻整形は悩みに応じてさまざまな手術方法がありますが、施術内容によっては手術後にできなくなることがあります。

理想の鼻を追及するばかりに、これらの制限を理解しないまま手術を受けてしまうと、手術後に後悔することになってしまう可能性も。

また鼻整形後のトラブルを防ぎ、スムーズな回復を目指すためには、ダウンタイムの過ごし方にも注意が必要です。

そこで今回は、鼻整形後にできなくなることや、ダウンタイム中に気をつけるべきポイントについて紹介します。

施術別の術後の経過や、他の美容整形を受けるタイミングについても詳しく解説しますので、鼻整形を検討している方はぜひ参考にしてください。

鼻整形後に永久にできなくなること

鼻を抑える女性

前提として、鼻整形を受けたとしても、ダウンタイムが終了すれば基本的には日常生活に大きな支障や制限が残ることはほとんどありません。

ただし、手術の種類や内容によっては、特定の行動や活動に制約が生じることがあります。

例えば、隆鼻術でシリコン製のプロテーゼを鼻筋に挿入した場合や、鼻中隔延長術で鼻先に自家軟骨を移植した場合、挿入物や移植した組織の影響で鼻先が硬くなったりする可能性があります。

そのため、鼻を強く押し付ける可能性のあるスポーツ(レスリング等)は注意が必要です。

これらの制限は、鼻整形の結果を長く維持するために重要なポイントとなりますので、事前に理解しておきましょう。

鼻整形後のダウンタイム中のみできなくなること

鼻を抑える女性

鼻整形後のダウンタイム中は、手術部位がデリケートな状態となるため、注意すべき点がいくつかあります。ここからは、ダウンタイム中にのみ制限される行為について詳しくご紹介します。

不用意に鼻を触ること

鼻整形後は、手術部位が気になり、無意識に触りたくなることがありますが、不用意に鼻を触るのは厳禁です。

手には目に見えない多くの雑菌が付着しており、触れることで傷口が感染するリスクが高まります。

感染が起こると、化膿や炎症が生じるだけでなく、最悪の場合、挿入したプロテーゼを抜去する必要が生じたり、組織が壊死する可能性もあります。

さらに、ダウンタイム中は傷口が完全に治癒していないため、触れることで傷の回復が遅れることも。

特に切開部位は治癒の過程で痒みを感じることがありますが、無意識のうちに触らないよう細心の注意が必要です。

衝撃を与えたり強く鼻をかむこと

鼻整形直後は、皮膚や組織に傷ができているため、外部からの衝撃によって傷が開いたり、回復が遅れる可能性があります。

特に術後間もない期間は、強く鼻をかむことや、マッサージなどの鼻に力を加える行為は避けましょう。

鼻水が気になる場合は、清潔なティッシュを軽く当てる程度にとどめ、無理にかまないよう注意が必要です。

また、術後は鼻の高さや形状に体が慣れていないため、距離感覚が狂いやすく、意図せず鼻をぶつけてしまうこともあります。

そのため、人混みや寝具の配置など、物理的な衝撃を避ける工夫をしましょう。

眼鏡やイヤホンを着用すること

鼻整形の施術内容によっては、ダウンタイム中に眼鏡やイヤホンの使用ができなくなる場合があります。

プロテーゼやヒアルロン酸等の鼻筋にアプローチする施術を行った場合、眼鏡やサングラスは鼻筋や鼻根を圧迫してしまい、形状に影響を与える可能性があるため、着用を避けましょう。

また、耳の軟骨を採取した場合、耳に糸やガーゼがついているため、イヤホンの使用が難しくなる場合があります。

なお、耳の軟骨の採取部位によっては、ダウンタイム終了後もイヤホンがフィットしにくくなる可能性がある点にも注意が必要です。

術後に必要な場合は、鼻に負担をかけないフレームの眼鏡や、耳に装着しない骨伝導イヤホンなどの選択肢を事前に検討しておくのも良いでしょう。

鼻整形後のダウンタイム中に気をつけること

時間

鼻整形後のダウンタイムは、傷口が完全に癒えていない時期であり、腫れやむくみが生じることもあります。

この期間中に気をつけることをしっかりと守ることで、ダウンタイムの期間を最小限にとどめることができます。

ここからは、鼻整形後のダウンタイム中に気をつけるべきことを紹介します。

鼻整形後のダウンタイム中に気をつけること

メイク

鼻整形後のメイクは、患部を避ければ翌日から可能な場合が多いですが、クレンジングや洗顔の際、ギプスが濡れてしまう可能性があるため注意が必要です。

ギプスが取れるまでは、ベースメイクを控え、アイメイクやリップメイクなど、顔全体に触れないポイントメイクで済ませるのが良いでしょう。

どうしてもベースメイクをする場合は、患部周辺を避けて塗布し、落とす際はクレンジングシートを使用するなど、患部が濡れないよう細心の注意が必要です。

また、術後は肌がデリケートな状態のため、刺激の少ない化粧品を使用し、メイクブラシやパフなどの清潔さにも注意しましょう。

喫煙

喫煙は鼻整形後の回復に悪影響を与えるため、ダウンタイム中は禁煙を徹底しましょう。

タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させ、血液の循環を妨げます。その結果、必要な栄養素が供給されにくくなり、傷の治癒が遅れるほか、感染リスクが高まることがあります。

さらに、自分が喫煙しなくても、受動喫煙による影響を受けることがあります。喫煙者の近くにいることで、同様のリスクを伴う可能性があるため、ダウンタイム中は禁煙環境を徹底しましょう。

長時間のシャワーや入浴

鼻整形後、長時間のシャワーや入浴は血行を促進し、出血や腫れ、むくみを悪化させる可能性があります。

クリニックによっては、首から下の短時間のシャワーが翌日から可能ですが、最低でも術後1週間は長時間のシャワーや入浴を控えることが推奨されます。

また洗髪の際は、ギプスがついている場合は濡れないよう注意しましょう。

飲酒や激しい運動

シャワーや入浴と同様に、飲酒や激しい運動も血行を促進し、腫れやむくみを悪化させ、ダウンタイムを長引かせる原因となることがあります。

術後は、最低でも1週間は飲酒や激しい運動を控えることが望ましいです。

特に激しい運動は、鼻の傷や軟骨の採取部位に負担がかかる可能性もあるため、1ヶ月程度は避けるのが理想的です。

手術後は自分が思っている以上に体に疲労が溜まっていることも多いため、体力回復のために、安静を保ちながら無理のない範囲で過ごすよう心がけましょう。

うつ伏せで寝る

うつ伏せで寝ると、手術部位に圧力がかかり、鼻が変形してしまったり、回復に悪影響を与えたりする可能性があります。

そのため、最低でも術後1ヶ月程度はうつ伏せ寝を避け、仰向けで寝るようにしましょう。

特に術直後は長時間に渡って体を水平にすると、むくみを助長させる原因となりますので、無理のない範囲で枕を高くして寝る事をおすすめします。

鼻整形の施術別の術後の経過

鼻整形はさまざまな種類がありますが、それぞれ施術内容や術後の経過、注意する点が異なります。

ここからは、鼻整形の施術別の術後の経過について実際の症例を交えて紹介します。

隆鼻術(鼻プロテーゼ)

担当医:李 政秀

施術名料金・リスク
隆鼻術+眉間プロテーゼ挿入術(オーダープロテーゼ)770,000円
感染、血が溜まる、傷口が開くなど
鼻中隔延長術+肋軟骨移植術990,000円
感染、アレルギー反応、血が溜まるなど
鼻尖縮小術330,000円
感染、血が溜まる、傷口が開くなど
※全て税込み表示です
※当時の価格で現在とは異なる場合があります

隆鼻術は、鼻にシリコン製のプロテーゼを挿入することで鼻筋に高さを出す施術です。

手術直後はプロテーゼが安定していないためギプスを着用し、1週間後に切開部位の抜糸とともにギプスの抜去を行います。

プロテーゼがしっかりと安定する1ヶ月程度は、鼻筋に圧力をかけたり、衝撃を与えたりすることがないよう注意が必要です。

人によっては内出血が出る場合もありますが、2週間程度で吸収されます。

ヒアルロン酸

担当医:森島 容子

施術名料金・リスク
1本注入(ヒアルロン酸)66,000円(余った場合は残量を半年保管)
アレルギーをおこす、皮膚の壊死、皮膚の壊死など
※全て税込み表示です
※当時の価格で現在とは異なる場合があります

鼻筋にヒアルロン酸を注入することで、鼻筋を高くすることも可能です。注射のみで完結するため、ダウンタイムがほとんどなく、比較的手軽に行えることが特徴です。

施術直後は多少の赤みが出たり、注射箇所にわずかに内出血が出たりする場合もありますが、数日~1週間程度で気にならなくなります。

なお、ヒアルロン酸はゲル状の物質のため、形が安定するまでの1ヶ月程度はゆがんだり動いたりする可能性があります。そのため、この期間は鼻筋に負担がかかるような行為は控えましょう。

鼻中隔延長術

担当医: 李 政秀

施術名料金・リスク
眉間プロテーゼ挿入術(オーダープロテーゼ)440,000円
感染、血が溜まる、傷口が開くなど
鼻中隔延長術+保存軟骨移植術770,000円
感染、アレルギー反応、鼻尖の曲がり、鼻の穴のひきつれなど
隆鼻術(オーダーメイドプロテーゼ)440,000円
感染、血が溜まる、傷口が開く、鼻筋の曲がりなど
鼻プロテーゼ抜去術(他院で受けられた手術の場合)165,000円
感染、血が溜まる、傷口が開くなど
※全て税込み表示です
※当時の価格で現在とは異なる場合があります

鼻中隔延長術は、主に肋軟骨を鼻先に移植することで、鼻先の角度を変えたり、長さを整えたりする施術です。

基本的には、1週間後にギプスの抜去と抜糸を行います。

鼻柱を切開するオープン法で行い、鼻翼軟骨や鼻中隔軟骨などに対して細かい操作を行うため、比較的大がかりな手術となることが多くなります。

そのため、腫れや内出血、赤み等が出やすい傾向にありますが、1ヶ月程度かけて徐々に気にならなくなります。

小鼻縮小(鼻翼縮小)

担当医: 積山 真也

施術名料金・リスク
鼻翼縮小(内・外・上のうち2箇所)495,000円
感染、鼻の穴の左右差、小鼻の引きつれ感など
鼻尖縮小術330,000円
感染、血が溜まる、傷跡の盛り上がりなど
鼻翼挙上術330,000円
感染、傷跡の段差・凹み、傷跡の盛り上がりなど
※全て税込み表示です
※当時の価格で現在とは異なる場合があります

鼻翼縮小は、鼻翼の内側や外側の皮膚や内部組織を切除することで、鼻翼を小さくする施術です。

目視できる場所に傷ができるため、術直後は赤みが目立つことがありますが、3~6ヶ月経過すれば、ほとんど目立たなくなることが多いです。

なお、傷口が広がらないよう、術後3ヶ月程度は口を大きく開ける行為はできる限り避けた方が良いでしょう。

鼻尖形成

担当医: 森島 容子

施術名料金・リスク
埋没法(4点固定)132,000円
二重幅の左右差、希望の二重幅と異なる、ラインの消失
鼻尖形成術+鼻尖縮小術550,000円
感染、血が溜まる、傷口が開くなど
※全て税込み表示です
※当時の価格で現在とは異なる場合があります

鼻尖形成術は、耳の軟骨を鼻先に移植することで、鼻先に高さを出す施術です。

鼻尖形成手術単独で行う場合は、基本的には鼻の中から切開するクローズ法で手術を行うため、皮膚表面には傷ができません。

ただし、鼻先が安定するまでの3ヶ月程度は、強い衝撃を与えないよう注意しましょう。

鼻尖縮小

担当医: 李 政秀

施術名料金・リスク
鼻尖縮小術330,000円
感染、血が溜まる、傷跡の盛り上がりなど
鼻中隔延長術+保存軟骨移植術770,000円
感染、アレルギー反応、鼻尖の曲がり、鼻の穴のひきつれなど
※全て税込み表示です
※当時の価格で現在とは異なる場合があります

鼻尖縮小術は、鼻翼軟骨を左右から縫い寄せ、さらに皮下脂肪や余分な内部組織を切除することで鼻先の丸みを解消する施術です。

鼻尖縮小手術単独で行う場合は、基本的には鼻の中から切開するクローズ法で手術を行うため、目視できる位置に傷はできません。

ただし、皮膚が厚く硬い場合は、鼻尖の皮膚表面に縦の切開線ができる場合があります。その場合でも、1週間経過すればメイクでカバーでき、最終的にはほとんど目立たなくなります。

鼻整形後の他の美容整形はいつから可能?

ほうれい線への注入

鼻整形後、他の美容整形を考えている方も多いのではないでしょうか。

しかし、鼻整形の影響を考慮しなければならないため、他の美容整形を行うタイミングには注意が必要です。

ここからは、鼻整形後に他の美容整形を行うタイミングについて、施術ごとに説明します。

レーザー治療・脱毛

レーザー治療や脱毛は、鼻整形後1ヶ月経過してから可能です。術後の肌は敏感になっているため、まずは傷が完全に閉じていることが大前提となります。

さらに、感染症の兆候がないことや肌の赤みが落ち着いていることも検診で確認されていれば、施術を受けることができます。

無理に早く行うと、回復を遅らせたり、肌にダメージを与える可能性があるため、しっかりと回復期間を確保してから行いましょう。

ヒアルロン酸・ボトックス

鼻整形は、施術内容によっては、目元や頬まわりまで腫れやむくみが出ることがあります。

このような状態では、ヒアルロン酸やボトックスの適切な注入箇所やデザインが分かりにくいため、大きな腫れやむくみが引いてから行うことが推奨されます。

特に鼻周辺の施術を検討している場合は、鼻の状態を確認し、担当医師と相談の上で適切なタイミングを決めましょう。

切開を伴う他の部位の手術

目の手術や口元の手術など、切開を伴う手術を行う場合は慎重に考える必要があります。

鼻は顔の中心にあり、顔全体の印象やバランスに大きな影響を与えるため、最低でも6ヶ月以上が経過し、むくみが完全に引き、鼻の形が完成してから他の手術を行うことが望ましいです。

顔のバランスを崩さないためにも、完全に回復してから次の手術を検討することが重要です。

まとめ

今回は、鼻整形後にできなくなることについて解説しました。
本記事のポイントは次のとおりです。

この記事のポイント
  • 鼻整形後は鼻先が硬くなったり強度が落ちたりするため、できなくなる動作や行為がある
  • 鼻整形のダウンタイム中は、鼻を触ったり鼻に負担をかける行為は避ける
  • 鼻整形後はスムーズな回復のため、血行を促進する行為や喫煙、うつ伏せ寝には気をつける
  • 鼻整形後、他の美容整形は傷や赤みの治癒状況を担当医と相談した上で行う

鼻整形は、鼻のコンプレックスや悩みを根本的に改善できる魅力的な施術ですが、手術後に制限が生じる可能性がある点を事前にしっかり理解しておくことが大切です。

基本的に日常生活に大きな支障はありませんが、手術内容によっては鼻先の柔らかさや強度が低下する場合があるため、その点は頭に入れておきましょう。

さらに、ダウンタイム中は鼻に負担をかける行為を避けることが重要で、飲酒や喫煙といった行動にも気をつける必要があります。

疑問や不安がある場合は美容クリニックのカウンセリングに足を運び、日常生活での注意点やダウンタイムの過ごし方について、医師に遠慮なく質問しましょう。

手術後に後悔しないためにも、すべて納得した上で手術に臨むことが重要です。