ニキビ痕別治療方法
ヴェリテクリニックでのニキビ痕の治療方法
1.マイクロペン
マイクロペンとは、自動マイクロニードル療法(コラーゲンをサポートする治療法)のことで、ニキビ痕以外にも、小じわ・毛穴・妊娠線・皮膚線条(皮膚割れ)の悩みがある方向けの治療です。
滅菌が済んでいるセーフティニードルを使用して、コラーゲンやエラスチンを誕生させるため皮膚に微細な傷を作っていきます。表面的に傷をつけていくだけでなく、成長因子などの皮膚再生成分の肌への浸透を助けて、エイジングケアや様々な悩みの症状の緩和を目的とした治療を行います。主に、以下のようなお悩みをお持ちの方におすすめです。
・肌のハリ・リフトアップ・肌の再生を目指す
・ニキビ痕・傷跡の治癒
・しわ、小じわの緩和をはかりたい
・皮膚伸展線条(肉割れ)のケアをしたい
・育毛ケアをしたい
施術時間は、箇所によりますが、おおよそ15分~30分程度。施術回数は、4週間~6週間にかけて、最低2、3回続けることが望ましいでしょう。ニキビ痕にお悩みの場合は、4週間~6週間に1回のペースを、5回以上続けることをおすすめいたします。
・施術料金
お顔全体 1回25,000円
部分的 1回10,000円
(すべて税抜き価格です)
2.フラクショナルECO2
フラクショナルECO2とは、レーザー照射により、皮膚の表面に無数の小さな穴を作って、意図的に一旦傷を作り、その小さな傷を治そうとする皮膚の自己再生機能により、新しい肌をつくる美肌治療です。治癒過程で皮膚が収縮され、毛穴やニキビ痕による凹みを緩和します。
主に、以下のようなお悩みをお持ちの方におすすめです。
・ニキビ肌・ニキビ痕を緩和させたい
・肌の色むらが気になる
・毛穴の開き・デコボコが気になる
・顔・首元の引き締めをしたい
・美白・ホワイトニングケアをしたい
・コラーゲン・真皮の再構築をはかりたい
・外傷性の傷・妊娠線を気にしている
特に、しわ・ニキビ痕・傷跡治療に適している理由としては、フラクショナルレーザーにCO2レーザーの波長を組み合わせたECO2が、CO2レーザーの剥皮治療とフラクショナルテクノロジーの組み合わせにより、皮膚組織に蒸散を起こして、微細な壊死層を形成するためです。アクネスカー・毛穴の開き・老化した皮膚にも同時にアプローチします。マイクロ単位のビームを照射していくことにより、健常な皮膚組織を残しつつ、真皮層内の皮膚組織を治療していきます。
レーザー照射後は、3日~10日程度で皮膚表面のかさぶたが剥がれていき、新たな肌が表れます。強くこすったり、かさぶたを無理に剥がそうとしたりしないようお気を付けください。1回の照射でも肌質ケアが望めますが、複数回の施術がおすすめです。目安としては、2ヶ月ほど間隔を空けて、3回程度施術を行うと良いでしょう。
3.ヴェリテピーリング
サリチル酸マクロゴール・乳酸を使用して、皮膚の角質層のみを剥離することで、皮膚の新陳代謝を助けます。ニキビ・シミ・くすみ・小じわなど肌質ケアに向いています。ピーリングは、古くなった角質を無理なく取り除いて、乱れたターンオーバーを正常に戻していく治療方法となります。主に、以下のようなお悩みをお持ちの方におすすめです。
・ニキビ・ニキビ痕をなくしたい
・毛穴の開きを目立たなくしたい
・しみ・色素沈着を薄くしたい
・ハリのある肌にしたい
・小じわの目立たない肌にしたい
施術方法は、まず施術したい部位にヴェリテピーリングを塗布していき、5分程度そのまま放置します。ピーリングを拭き取った後は、クーリングをした後に水で洗い流します。施術頻度は、1ヶ月に1回の治療を3回以上行うことで、お肌のサイクルは正常に整い、持続期間も長くなるでしょう。1クール(5回)の治療をおすすめしております。
・施術料金
お顔全体 6,000円
上腕 12,000円
肩~肩甲骨 12,000円
肩~背中上部 18,000円
肩~腰 30,000円
(すべて税抜き価格です)
まとめ
ニキビに悩む方も多いですが、ニキビ痕に悩む方も非常に多いです。理由としては、ニキビには必ずニキビ痕が伴うためと言えるでしょう。ニキビ痕は、ニキビそのものよりも治療が困難であり、時間がかかります。一旦、ニキビやニキビ痕ができてしまうと、精神的にも落ち込んでしまうことでしょう。ニキビ痕を残さないためにも、ニキビができた時点でニキビ痕をいかに残さずに治療していくか、どういった治療方法が自分のニキビ痕には合っているのかをドクターと相談していくことが大切です。少しでもニキビ痕を治療して、正しいスキンケア方法を知り、美しい素肌を目指しましょう。
1.ニキビ痕の「赤み」
ニキビ痕が赤くなってしまう理由は、皮膚の内部では、ニキビの炎症がまだ残っている状態にあるためです。赤みは、通常時間の経過とともに消えていくのですが、この消える時間は人それぞれであり、2、3ヶ月で薄くなっていく場合もありますが、1年以上かかる場合もあります。原因は、皮膚のターンオーバーがうまくいっていないことが挙げられるでしょう。ターンオーバーをサポートすることで、赤みの緩和をはかることができます。また、色素沈着してしまわないように、日焼け止めでしっかりと紫外線対策を行いましょう。
2.ニキビ痕の「凹凸」
ニキビの炎症、化膿が重度である場合、肌表面に凹凸として残ってしまう場合があります。この凹凸は、クレーターなどと呼びます。赤ニキビ、黄色ニキビが重度の炎症を起こしてしまうと、毛穴の周囲の皮膚組織までもが破壊されていきます。表皮の一番下の基底層にまで炎症が及んでいる場合と、基底層をさらに越えて真皮層にまで炎症が及んでいる場合とでは、凹凸の治療に差が出てきます。
炎症が深い場合、肌の真皮の細胞までもが傷ついている状態にあります。真皮は、一度破壊されると再生するのに時間がかかったり、再生自体が難しかったりする場合があるため、一旦ニキビ痕の凹凸ができてしまうと、完全に元の肌へと戻すことが難しくなってきます。それに対して、炎症が浅い場合は、炎症が深い場合と比較すれば、それほどに時間をかけずに治療することができます。ニキビ痕の凹凸の治療は、とても大変です。凹凸状態にならないためにも、ニキビができた段階で、放置しない・悪化させないことが重要なのです。この凹凸の緩和には、日頃行っている肌ケアだけで治していくことは難しいため、専門のクリニックで治療をするのが良いでしょう。
3.ニキビ痕の「色素沈着」
色素沈着は、メラニン色素が肌の表皮に沈着してしまい、シミのように見える状態のことです。表皮の細胞は、ニキビの炎症でダメージを受けた際には肌を活性化します。このとき、基底層にあるメラノサイトも一緒に活性化してしまうことにより、メラニン色素の産生が促進されてしまい、結果として色素沈着が発生してしまうという悪循環に陥ってしまうのです。色素沈着は、肌のターンオーバーによって時間をかければ少しずつ薄くなっていきますが、メラニン色素が真皮にまで達している場合には、自然に消えることが難しくなります。早く治したい場合もですが、クリニックで治療することをおすすめいたします。
色素沈着が起こっている状態の肌は、とても敏感です。過度な刺激を与えるとますます色素沈着が長引き治りにくくなりますので、洗顔の際には優しく、洗いましょう。ゴシゴシと強く洗うことは厳禁です。また、紫外線対策も重要です。