人に打ち明けにくい悩み
悩みに合わせた施術法のご説明
女性器の整形を考えている方は具体的にどのようなことを修正したいのでしょうか。女性器の悩みは、具体的にこのようなものがあげられています。
・自分の形が異常なのではないか(大きさ、左右の大きさの違い)
・小陰唇や大陰唇のしわが気になる
・性器の色が黒ずんでいる
・においが気になる
・出産後の性生活が楽しめない
これらの悩みは、美容外科に相談してみてはいかがでしょうか。
美容整形に女性器の施術が充実しているのは、その分だけ悩みを持っている方が多いということです。女性器の手術は、30分ほどで終わるものがほとんどで日帰りができます。どのような施術があるのか、悩みに合わせて詳細をご説明いたします。
・大陰唇
大陰唇皮膚切除は、加齢などで皮膚が伸びてしまい適度なふくらみがなくなり、しわになっている方、大きさに悩んでいる方におすすめの施術方法です。
加齢で生じたしわ、しぼみに悩んでいる方は、脂肪注入やヒアルロン酸注入でふっくらとさせることもできます。
大陰唇皮膚切除
大陰唇は程よくふくらみがある箇所です。大きくはみ出している部分や、しわが通常より多い場合に、余分な箇所を切除して形を整える手術を行います。
手術の内容:局部麻酔もしくは静脈麻酔とラリンゲルマスク麻酔を使用。大陰唇の余分な箇所を切除して縫合します。術中の痛は少なく、吸収糸を使っているため抜糸も不要です。傷が治りやすい箇所のため、傷痕はほとんど残らず、目立たなくなります。
大陰唇脂肪注入
手術の内容:しぼんでなくなったハリ、できてしまったしわを緩和するため、お腹、太ももから吸引してきた脂肪を注入し、ふっくらとさせます。
大陰唇ヒアルロン酸注入
手術の内容:脂肪と同じようにヒアルロン酸を注入します。脂肪と同様のメリットがあります。
・小陰唇
小陰唇の左右が違う方や、大きい方におすすめする施術です。中には小陰唇が大きく垂れ下がっている人もいる方もいます。そういった方は自転車に乗るときや、下着、生理用ナプキンにこすれて痛みを感じているほど深刻な場合もありますので、お悩みの方は早めに受診しましょう。
小陰唇縮小術
小陰唇が大きいと、左右の違いなどの違和感だけでなく、炎症を起こしてしまうこともあります。小陰唇の左右の差や大きさ、黒ずみを緩和する手術です。余分な箇所を切除し形状をきれいに整えます。
手術の内容は、局部麻酔もしくは静脈麻酔とラリンゲルマスク麻酔を使います。小陰唇の余分な箇所、色が濃い部位を切除し縫合して、大きさ、形、色を整える手術です。手術は30分程度で、縫合で吸収糸を使う場合には抜糸は不要。傷は治りやすい箇所で、傷痕が目立たなくなります。
・膣
出産後に膣が広がってしまい緩んでしまったため、膣を縮小したいという方におすすめの施術法です。
膣縮小
膣の入口から3、4センチ入った部分を縫合し、縮小し狭くする手術になります。
手術の内容:局部麻酔もしくは静脈麻酔とラリンゲルマスク麻酔を使います。膣粘膜、肛門の筋肉を縫って縮める手術です。傷が治りやすい箇所のため、傷痕は目立たなくなります。時間は30分程度で、術後の腫れ、痛みも個人差はありますが、ほとんどありません。
・クリトリス
女性器の臭いはクリトリス包茎が一因にあります。また不感症や性交渉で痛みを感じるなどの悩みにおすすめする施術法です。
クリトリス包皮形成
陰核外側の包皮という皮膚が通常より多いため、クリトリス全体を覆ってしまっている状態をクリトリス包茎と呼んでいます。垢がたまりやすく、不衛生な状態になるだけでなく、臭いの原因や、性交渉の際にも痛みを感じることもあり、不感症にもなります。
手術の内容:覆いかぶっている皮膚を切除して、陰核(クリトリス)を露出しやすくし縫い合わせます。手術時間は30分ほどで、吸収糸を使っているため抜糸は不要です。陰核を露出させることで垢もたまりにくくなります。傷が治りやすい箇所のため、傷痕は術後ほとんど目立ちません。
・処女膜
デリケートなお悩みの方におすすめの施術法です。
処女膜再生
裂けてしまっている処女膜をきれいに縫合する手術です。この手術では、初めての性交時と同じような、出血や痛みを感じるようになります。
手術の内容:ひだの谷側の粘膜を山側に寄せ、粘膜同士を接着させるように溶ける極細の糸で縫い合わせていきます。この手術では、初体験の出血を再現できるように、あえて性交時に損傷させるように縫合を行っています。
女性器の部位は傷の修復力も早く、見た目の傷痕も目立ちにくくきれいになります。術後の形状が不安になる方もいると思いますが、事前にサイズを測ったうえでデザインをするので不自然になることもありません。
傷痕がほぼ残ることはないので、周囲に気づかれることなく整形できます。実際の手術時間も30分ほどで済みますし、生理中でも手術は可能ですので、日常生活に戻るのには大きく支障が出ない手術がほとんどです。手術後には出血がある場合もありますので、術後の数日は生理用ナプキンやガーゼを当てておくとよいでしょう。
傷が完治するまでの期間、性交渉は絶対に控えてください。激しい運動や、入浴に制限がある場合も。施術の前には医師とよく相談し、不安要素をしっかり取り除いて手術を受けることをおすすめします。
術後のケアについて
施術の当日には帰宅ができますが、自宅ではどのようにケアを行っていけばよいのでしょうか。デリケートな箇所なので、不安なことは事前に医師に聞いておきましょう。
術後、日常生活はどのように過ごしたらよいのかをいくつかご説明します。
・普段自転車やバイクを使用している方は、傷口が悪化したり開いてしまったりすることも考えられますので、しばらくは乗らないようにしてください。
・激しい運動は傷口が完治するまでは控えましょう。
・トイレはいつも通りに行くことができます。比較的、女性器は傷の修復が早いので、排尿の時に痛むことはほとんどないでしょう。排便の時は便が傷口につかないように丁寧に拭き取ります。また、ウォッシュレットを使用するときには、水圧を低くして使用してください。
・術後の数日間は多少の出血も考えられるので、生理用ナプキンをつけておくとよいでしょう。生理用ナプキンは、清潔に保つためにこまめに取り換えるようにします。
・入浴は傷口が完治するまで、湯船に浸かることはしばらく避けてください。シャワーなら当日から使用しても構いませんが、1週間ほどは施術した部位は濡らさないようにしておきます。
・性交渉に関しては、傷が完治するまでは避けてください。
まとめ
施術を受けた方のほとんどは、女性器の整形が短時間で施術できて、こんなにコンプレックスに悩むこともなかったのだと感じているようです。美容整形は美しくなりたいという願望を叶えるだけではなく、身体のコンプレックスを克服してくれる技術でもあるのです。
美容整形に女性器の施術方法があるということは、それだけ悩んでいる方も多いということです。一人で悩んでいる方は少しだけ勇気をもって、前に進んでみましょう。コンプレックスが緩和されて、気持ちも明るくなっていくことでしょう。
「美容整形したいところをあげてみてください。」と言われたら、どこを整形したいと答えますか。目や鼻、胸、脚など、数えあげたらきりがありません。自分の体すべてに満足している方は、そう多くはないでしょう。おそらく、見える箇所をきれいにしたい方が圧倒的に多いと思われますが、人には言いにくい箇所を整形したいと考えている方も意外に多いのです。
人には見えない箇所で、整形したいという方が多いのが、女性器の美容整形。
目に見える箇所と同じように、女性器の美容整形で形を整えたい、パートナーのためにいつまでもきれいでいたい、など考える女性もここ最近で増えてきています。美しくありたいと美容整形を考える方もいる中、コンプレックスとして悩んでいる方も少なくはありません。女性器の大きさや形、色の問題でコンプレックスを持ってしまっている方もいるのです。
もとから小陰唇という部位が大きく外側に出てしまっていている場合の一例をあげてみます。
「生理中や自転車に乗るときに痛みを感じたり、下着や水着からはみ出たりしないかと常に不安があり悩んでいました。あるとき、恋人の落胆する顔を見てしまい、意を決し母親に相談すると、実は母親にも同様の経験があり、すぐに理解してもらえて美容整形を行うことができました。整形して本当によかったです。」
目に見える部位ではないので理解されることは難しいことかもしれません。
しかし、このケースの女性は恋人や母親に理解してもらうことができ、女性器の美容整形で無事にコンプレックスを克服したのです。
実際には、とてもデリケートな悩みなので、仲のよい友人にも相談するのは勇気がいるはずです。自分の女性器は普通なのか不安に思っていても、簡単に相談できるものではありません。同性の母親にも打ち明けられないという方もいるでしょう。
しかし、美容整形をするにあたって、手術内容を家族(夫や親)に理解してもらうことも必要かもしれません。自分が今まで体験してきた話を説明するのはつらいことですが、術後のケアや、費用の面でも理解してもらえたほうが楽です。コンプレックスに感じることや女性器の痛み、違和感はきちんと伝え、安全面、手術内容、時間、費用のことをきちんと家族に相談しておいたほうがよいでしょう。痛みがあるほどの症状が出ていると、衛生的な問題や、炎症を起こして他の病気になってしまう可能性も考えられます。
家族に理解してもらえれば、あとは本人の心構えだけです。
医師と相談して理想の形にすることができれば、自分に自信を持つことができます。美容整形で相談してみるだけで気持ちも晴れますし、具体的な対応策を見出すことができるでしょう。施術内容は決して難しいものではありません。実際に手術の時間は30分程度で、傷痕はほとんど目立つことなくきれいになります。きっと女性器のコンプレックスをクリアにすることができるでしょう。