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筋トレではかたちが悪くなる?筋肉と胸のバランスを整える美容外科施術

この記事の監修|
名古屋院 李 院長
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■女性が抱える胸の悩み

女性の永遠の悩みといっても過言ではない胸ですが、サイズや形など人によって悩みの種類も異なることでしょう。胸の悩みを考える際に浮かぶのが、美容外科による豊胸と筋トレですが、これらはどのような違いがあるのでしょうか。それぞれの方法と、メリット・デメリットを比較しながらご紹介します。

まずは女性に多い胸の悩みについてご紹介します。それぞれ原因についても見てみましょう。

・サイズが小さい
女性が抱える胸の悩みで圧倒的に多いのが「胸が小さい」ことでした。下着メーカーと女性誌が共同で行った調査によると、回答者全体の4割以上が、胸の小ささで悩んでいると答えています。さらに、若い人ほどこの悩みを抱えている傾向があるとわかりました。

胸のサイズは遺伝によるところが大きいということもありますが、冷え性や猫背、睡眠不足、ストレスなども原因となっています。これらの状態が続くと、血行不良やホルモンバランスの崩れなどを引き起こし、胸に必要な栄養素が届かず胸の成長を妨げてしまうことがあるのです。

・垂れ下がっている、ハリがない
若い女性はサイズに悩んでいる人が多いとお伝えしましたが、一方で30代になると、「胸が下がっている」、「ハリがない」ことに悩む女性がぐんと増えます。前述と同様の調査によると、30代後半女性の4割が、胸が下がっていることに悩んでいると回答しています。

上記からもわかるように、胸が下がってくる原因には「加齢」が避けられません。胸のハリを保っているのは「エストロゲン」という女性ホルモンですが、加齢によってホルモンバランスが変化し、エストロゲンの分泌量が減っていくと、胸はハリを失い垂れ下がってしまうのです。

また、垂れ下がる原因にはもうひとつ「クーパー靭帯」というものが関係しています。クーパー靭帯は、乳房の中に網目状に張り巡らされている、コラーゲンで構成された繊維組織です。乳腺組織や脂肪を支える役割を担っています。つまり、バストを吊り上げるための大切な組織なのです。しかし、クーパー靭帯は激しい運動や妊娠・出産、加齢、生活習慣などの影響を受けると、切れてしまったり、伸びきってしまって元に戻らなくなってしまったりすることがあります。すると、胸が重力に逆らうことができず下垂してしまうのです。また、一度伸びてしまうと元に戻すことが難しく、切れてしまった場合は修復ができません。

・左右のサイズに差がある
左右の胸の大きさに差があることに悩んでいる人も一定数いるようです。もともと胸の大きさは左右非対称なので自然なことではありますが、中には左右で3カップもの差があるという人もいます。また、サイズが異なることで左右のハリ具合にも差が出てきてしまいます。

胸のサイズに差が生じてしまうのは、主に筋肉のつきかたや骨格が関係しています。そのため、クセや利き手、座り方、姿勢などによって骨格が歪むことによって、胸のサイズも変わってしまうのです。そのほか、片方の胸だけで授乳をしていた方なども左右のサイズに差が生じやすくなっています。

■胸の悩みには、まず筋トレから始めよう

胸の悩みにはさまざまあり、また原因についても種類があることがわかりました。これらの胸の悩みに対してまずできることとして、胸が下がらないように姿勢を正す、ホルモンバランスが崩れないように睡眠時間を確保する、サイズの合った下着をつけて垂れないようにするなどの方法が挙げられます。

また、上記と並行して行いたいのが、「筋トレ」です。筋トレには、筋肉が持ち上げられて胸が大きく見える、血流が良くなりサイズが上がりやすくなるなど胸にはいい結果が表れやすいです。
また、運動をすることでストレス緩和につながり、ホルモンバランスが整うなどのメリットが挙げられます。

胸の筋肉としては、「大胸筋」「小胸筋」「胸鎖乳突筋」が挙げられます。「大胸筋」は胸の土台にあたる部分に位置する筋肉で、鍛えることで胸がしっかりと持ち上げられて垂れ下がった胸が引き上がります。「小胸筋」は大胸筋に隠れるようにして存在する筋肉で、胸を上から引き上げ、女性ホルモンを胸に届けるという重要な役割を担っています。そのため、小胸筋を鍛えることでハリのある胸となり、さらに胸にエストロゲンや栄養素が届きやすくなるのです。「胸鎖乳突筋」は大胸筋と合わせて胸を引き上げる働きを担っている筋肉なので、ここを鍛えることで胸を引き上げることが目指せます。

■胸の悩みに適した筋トレ方法

胸の悩みには、胸にあるさまざまな筋肉を鍛えることが良いことがわかりました。続いて、女性でも気軽に始めることができる胸のトレーニング方法をご紹介します。

・膝つき腕立て伏せ
腕立て伏せを行うと、腕だけでなく大胸筋も鍛えることができます。ひいては上半身全体のシェイプアップにもなるので、ぜひやってみましょう。
1、腕立て伏せの格好で、肩幅より広い位置で両手をつく。両膝は床につけ、つま先は上げた状態に。
2、息を吐きながら体を下げ、吸いながら体を上げる。
3、そのままの体勢から手の位置を下げ、小刻みな腕立て伏せを行う。
4、2と3の腕立て伏せをそれぞれ10〜15回ずつ、3セットほど行う。

・合掌ポーズ
手軽に行える大胸筋のトレーニング法です。場所を問わずできるので、トレーニングのための時間が確保できないという人にオススメです。
1、地面と腕が水平になるように胸の前で両手を合わせる。
2、強く両手を押した状態で10秒キープする。
3、ゆっくりと息を吐きながら腕を前に出す。
4、これを10回繰り返す。

・小胸筋トレーニング
小胸筋を鍛えると、美しい形で脂肪が乗りやすくなります。ダンベルだと負荷がかかり過ぎる場合は、水を入れた500ミリペットボトルでも代用可能です。
1、仰向けに寝そべり胸の前でダンベルを持つ。
2、ダンベルを持つ手は、手のひらを上に向けるイメージで。腕をまっすぐ天に伸ばす。
3、息を吸ったらそのまま止めて、小胸筋を意識しながらダンベルを頭の上に持って行く。
4、3秒キープしたら息を吐きながらダンベルを顔の前まで戻す。元の位置に戻してしまうと小胸筋が鍛えられなくなるので要注意。

・タオルトレーニング
胸鎖乳突筋を鍛えるためのトレーニング方法となります。
1、タオルを額に巻き、両端をまとめ片手で引っ張って横に引く。
2、タオルを引くのと逆側に首を倒す。
3、ゆっくりと元に戻し、逆側も同様に行う。
4、10〜20回を3セット行う。

■筋トレのデメリットと豊胸手術をおすすめする理由

胸の悩みを緩和するための筋トレ法をご紹介しましたが、実は良い面だけではありません。続いて、筋トレのデメリットについて見てみましょう。

・ある程度継続しないと変化が得られない
やむを得ないことではありますが、筋トレで胸の筋肉を鍛えようと思っても一朝一夕では変化は得られません。1ヶ月程度続けただけでは、ほぼ変化は見られず、変化が表れるのは早くても3ヶ月後、大きな変化が見られるようになるのは半年後からという研究結果があります。

また、筋トレの際にかけられる負荷がどうしても男性より軽くなるため、余計に変化を得にくくなるという側面もあります。大胸筋を鍛えている女性に聞いたところ、手応えを感じたと答えたのは全体の1%程度という結果もあります。半年もの間、定期的に筋トレを続けるのはハードルが高いと感じる人も多いのではないでしょうか。
トレーニングを受けるにしても、トレーナーをつけて半年間以上通うのであれば、費用もかかってきます。手術したその日に胸が大きくなっていると確認できる豊胸手術を選ぶのが良いでしょう。

・胸自体のサイズが大きくなるわけではない
上記でもご紹介しましたが、筋トレによって得られる変化は、主に「垂れた胸を上向きにする」ことです。胸が上向きになることでウエストとのサイズ差が顕著になるなど、見え方が変わるため、これまで小さく見えていた胸を大きく見せられるということです。しかし逆に言うと、胸自体のサイズが大きくなるわけではないということにもなります。胸を大きくしたいという根本的な解決にはならないという大きなデメリットが潜んでいるのです。
カップ数を上げた入り、より大きくしたいのであれば、筋肉をつけるよりも豊胸手術がおすすめです。筋トレといっても、運動なので体は動かします。筋肉がつく前に脂肪が落ちてしまい、せっかく胸を上げてもカップ数が下がってしまう可能性があるからです。

・形が悪くなることもある
筋トレによって胸のさまざまな筋肉が発達しますが、トレーニングの方法が適切でなかったりやり過ぎてしまったり、発達具合に差があったりすると、胸の形が理想通りにならないこともあります。自分でコツコツとできる点がトレーニングの良いところですが、胸は形も重要なので、専門知識を持つトレーナーなどをつけることも検討した方が良いかもしれません。

・胸が硬くなってしまうこともある
胸は9割が脂肪、1割が乳腺でできています。しかし、大胸筋を大きくしようと負荷をかけた筋トレをすることで、筋肉がつく代わりに脂肪が落ちてしまいます。すると脂肪ならではのやわらかさが失われ硬い胸になってしまうのです。

筋トレを行なっても、改善しきれない胸の悩みやデメリットがあることがわかりました。それでも、どうしても胸を大きくしたい、理想の形を叶えたいという人が多いはずです。そんな要望を叶えるためには、筋トレよりも美容外科施術による豊胸がオススメです。以下では、筋トレのデメリットもカバーすることができるヴェリテクリニックの豊胸に関する施術方法を集めました。

・明確なサイズアップ&脂肪吸引もできる「コンデンスリッチファット」
胸自体の大きさをアップすることができる施術です。腹部や太ももなどの脂肪を吸引し、良質な脂肪細胞のみを濃縮した後に胸に注入するという方法で行います。ヴェリテクリニックで採用している「コンデンスリッチファット」は、バストに注入できる脂肪量は400cc以上、定着率は80%と向上しました。カップで換算すると、2〜3カップとなります。気になる部位の脂肪吸引も同時にできるため、全身のスタイルを変えることができます。また、脂肪を注入するため、元の胸と同等のやわらかさが得られます。

・術後すぐからたるみが取れる「乳房つり上げ術」
美容外科施術でも、下がった胸をつり上げることができます。施術の際は胸の垂れた部分を切除し、胸の形と乳輪乳頭の位置を調整した上で縫合すれば完了です。胸の大きさを変えることなくたるみだけを除去することができるので、サイズまで小さくなってしまう心配はありません。施術をしたその日からたるみを目立たなくすることができます。

・左右差が調整できる「豊胸ヒアルロン酸」
筋トレでは微細なサイズ調整ができませんが、ヒアルロン酸を用いた施術では注入量の調整が可能なので、左右のサイズ差にも対応することができます。また、施術の際は極細の注射器で注入するだけなので、施術時間は20分程度。こうした手軽さも、美容外科の施術に不安を抱いている人にとっては選択基準となるでしょう。

■まとめ

胸の悩みは筋トレである程度クリアにできますが、やり方を誤ると理想から遠ざかってしまったり、筋トレだけでは消えない悩みもあったりすることがわかりました。闇雲に筋トレを始める前に、本当に自分の悩みを打ち消すにはどの方法が適しているかを検討してみましょう。