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豊胸手術など美容整形でボディ施術のカウンセリングを受ける際の注意点

■そもそも美容整形のカウンセリングとはどんなもの?

美容整形によって理想のボディラインを手にいれたいと考えている方は多いことでしょう。しかし、美容整形の施術は、患者さんにとってはわからないことばかりで不安がついてくるものです。そんな時に頼りになるのが、医師によるカウンセリングです。今回はボディ施術ためのカウンセリングを受ける際の注意点についてご紹介します。

美容整形を受けるのが初めてという方にとっては、カウンセリングを受けるのも初めての経験となります。まずは、カウンセリングがどのようなものかについてご紹介します。

美容整形のカウンセリングは、仕上がりのイメージを医師と共有し、どのような施術が適切かを見極めるためのものです。そのため患者側は、自分がなぜ美容整形を受けたいのかをはっきりさせてからカウンセリングへと向かいましょう。中には施術方法まで決めておく方も見られますが、カウンセリングはその方の体質や希望を加味したうえでの施術方法を検討するためのものです。カウンセリングで医師と相談することで、より見合った方法が見つかることもあるので柔軟な考えで臨みましょう。

また、電話とメールで予約を入れるシステムになっているところがほとんどですが、極力電話での予約をお勧めします。というのも、電話で予約をしておくと、準備しておく必要があるものやダウンタイムの長さ、手術に影響する薬の服用をしていないかなどについて事前に聞いておくことができます。そのため、カウンセリングの当日にそのまま施術まで受けられるかどうかを把握することができるようになるのです。

医師と1対1だと緊張してうまく話せなくなってしまったり、家族にも一緒に話を聞いて欲しいという希望があったりする場合は、付き添いの方がカウンセリングの場に同席することも可能です。特に未成年で施術を受ける際は親も同席することが望ましいでしょう。また、医師が男性であることに抵抗を感じる場合は、女性の看護師などに同席を頼むこともできます。

■ボディ・フェイスともに気をつけたいポイント

次に、施術箇所に関わらず美容整形のカウンセリングを受ける際に注意しておきたいポイントについてご紹介します。

・費用の話ばかりをする
費用はもちろん大切なことですが、終始お金の話に徹してしまい、仕上がりイメージについての話し合いが存分にできないという場合は注意が必要です。まずは親身に施術内容について話し合ってくれる医師であるという点を主軸に考えましょう。

・施術のリスクに関する説明がない
近年は美容整形の安全性は高まっていますが、それでも人によってはリスクを伴うこともあります。必要以上に不安を煽るのは良くありませんが、リスクの説明がない医師の場合は、アフターケアもおろそかにする可能性があります。

・他の施術法を訊いても教えてくれない
特定の施術法だけを勧め、他の施術法について訊ねても教えてくれない場合は要注意です。例えば豊胸手術にしても、脂肪注入やシリコンを挿入する方法、ヒアルロン酸を注入する方法など複数考えられます。特定の施術法しか教えてくれない医師は、技術がないか、別の方法を用いてまで頑張ることを面倒に感じている可能性があります。仕上がりにも影響することが予想されるので、他の可能性も一緒に探ってくれる医師が理想的です。

・カウンセリングと手術をする医師が別
基本的には、担当医がカウンセリングから手術、アフターケアまでを一貫して担当していますが、稀にカウンセリングと手術を行う医師が異なる場合があるため注意しましょう。カウンセリングを担当した医師が手術をする場合は、患者さんが理想とする仕上がりを知っていることから、施術の際にも配慮をしながら進めてくれます。

しかし場面によって医師が異なると、情報伝達が十分になされておらず、希望通りの仕上がりにならないことがあります。こうした場合、責任の所在もうやむやになりがちなことから、患者さんは泣き寝入りせざるを得ない状況になることも少なくありません。

■ボディの施術の際は服を脱ぐこともある

続いてボディの施術ならではのカウンセリングの注意点についてご紹介します。ボディの施術となると豊胸や脂肪吸引がメインとなりますが、フェイスと異なるのは、カウンセリングの際に服を脱いで見せる必要があるという点です。

例えばバストの施術の場合は、触診をして、乳がん・しこりがないかや、乳腺や皮膚の厚さなどをチェックしたうえで、施術方法を判断しています。脂肪吸引の場合は、お腹まわりや太ももを診たりして、皮下脂肪の量や皮膚のたるみ具合をチェックします。目を二重にする施術の際は目元を見せることになりますが、それと同じことです。話のみのカウンセリングとなると、電話で話したりホームページ上の情報を伝えたりするだけになり、あまり意味をなしません。施術箇所を見せることでより具体的にカウンセリングができるようになるのです。

上記のことから、ボディに関するカウンセリングを受ける際には、すぐに脱げるような服装で訪ねるようにしましょう。バストのカウンセリングの際はワンピースではなく上下が別になった服にしておくとスムーズです。クリニックには着替えをするスペースも設けられていますが、タイツやガードルは極力避けておくと良いでしょう。

■事前に太っておくとたくさん豊胸できる!?

また、脂肪注入による豊胸手術をする方の場合、事前に太ろうとする方がいます。脂肪注入は患者さんの身体の脂肪を吸引し、それをバストに注入するという方法を採っているため、たくさんの脂肪をバストに入れられるよう事前に太っておこうと考える方がいるのです。

しかし、このような行為は効果がありません。確かに太ることで多くの脂肪を吸引することができるようになりますが、一時的に太った体はすぐに元に戻ってしまうことが予想されます。そうするとバストに注入した脂肪の脂肪細胞も小さくなり、結局バストも元のサイズに戻ってしまうのです。逆にいうと、手術後に太ればバストも必然的に大きくなるため、手術前にわざわざ太ることには意味がないと言えるのです。急激な体型変化によって皮膚がたるんだりする弊害もあるので注意しましょう。

痩せている方が豊胸手術を受ける際には、脂肪注入以外にもシリコン挿入やヒアルロン酸を打つなどの方法があります。こうした方法を用いれば、注入できる脂肪量に関わらずバストサイズをアップすることができます。

下着メーカーの統計によると、日本人女性のバストサイズはBカップがもっとも多く、続いてCカップ。このいずれかに該当する人が全体の過半数を占めるという結果になりました。バストのサイズを平均的なものにしたいという希望を持っている方は、BあるいはCカップを目指すと良いでしょう。例えばAカップの方の場合、100〜200CCほどのシリコンバックを挿入すると、BあるいはCカップになることができます。脂肪注入でなくても十分にバストアップすることができるので、体に無理なことはせずに長く保持できて適正な手術方法を選択することが大切です。こうした点も、カウンセリングの際に医師に相談をすれば、その方に合った施術方法を提案してくれます。

■まとめ

美容整形の成功を決めるのはカウンセリングといっても過言ではありません。肝となるカウンセリングだからこそ、自分のイメージをはっきりさせて医師と具体的に話が詰められるようにしておきましょう。また、お伝えしたポイントを踏まえて信頼できる医師かどうかを見極めることも大切です。心配なことはどんな小さなことでも訊ね、事前の準備を万端にして手術に臨みましょう。