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鼻中隔延長の再手術できる時期は?

修正点や症状で変わる適切な時期

鼻の整形には鼻の高さや長さを変え、鼻柱が奥に入り込んだ鼻を整えることができる鼻中隔延長術があります。具体的には鼻中隔と呼ばれる鼻を仕切る壁に軟骨を移植する手術です。希望する鼻の長さによって使い分けがされており、鼻の軟骨や胸の軟骨である肋軟骨などを利用して鼻の高さや長さを調整します。

顔のパーツの中でも目立つ部分ということもあり、仕上がりに満足できなかったり、トラブルが原因で変形してしまったりと、再手術が必要になるケースもあります。そのような場合は、最初の手術後、いつから再手術が可能なのでしょうか。今回は、鼻中隔長手術の再手術を受けられる時期について解説します。

■すぐに治せない?鼻中隔延長の再手術で気をつけるべき事は?

鼻中隔長手術で結果的には満足いかず、「鼻が下に向きすぎた」「鼻の高さが高すぎて自分には合わなかった」「鼻先が曲がっている」「鼻先が硬くなっているので治したい」など後悔している方など、以前の姿に戻したい、できれば修正して再手術をしたいと思う方もいます。

クリニックでは、傷口の治癒や炎症を防ぐ目的で手術後最低4ヶ月程度は間を空けます。術後は腫れや炎症があり、傷が残りやすく癒着が強く変形を起こしやすいので、傷が治る時期の目安として6ヶ月以降に来院を進める場合もあります。いずれのケースも、トラブルがあった場合でもすぐに修正できないのが共通点です。基本的に切開を伴う手術では、6ヶ月待つことが必要となります。

しかし、この鼻中隔延長術の修正内容として「鼻先が出すぎた、下に向きすぎた」などの修正の場合は6ヶ月待たずに実施することが可能です。修正したい理由がもっと根深い場合は、3週間前後と早い段階で手術する方が有効な場合があります。軟骨を使った手術のため、自分の組織との癒着によるトラブル発生が多く、この癒着が始まってしまう前に再手術をすれば、比較的大掛かりにならずにすむ場合もあります。

■鼻の形に不安を感じたらなるべく早く再手術のカウンセリングを受けよう

修正手術の場合は、正常な組織を手術する場合と違って、初回の実施よりも難易度が上がり、手術時間や費用がかかってしまうことが予想されます。再手術の場合、癒着がひどければオープン法で実施され、移植した軟骨の癒着を外し縫合しなおすなどの内容になります。

しかし、再手術を希望したとしてもどこに相談すべきか悩み、初回に受けたクリニック以外で相談するとなれば、再び同じような結果にならないか心配になるものです。手術の対応方法があまりにも違い、ネットなどの噂や失敗の情報で不安になってしまうこともあるでしょう。

鼻中隔延長の再手術で成功するためには経験豊かな医師を選ぶ必要がありますが、押さえておきたいのは「早めにカウンセリングを受ける」ということでしょう。そして、修正する再手術で必要な軟骨に関しては、継ぎ足しが必要になる可能性がある、と覚えておきたいものです。初回で使用した軟骨以外の部位から軟骨をまた採取しなくてはならず、その選定に関しても的確にアドバイスできる医師を選ばなくてはなりません。


鼻というある程度の強度が必要とされる部位に対して柔らかく、採取が簡単な耳介軟骨を選ぶのか、強度がある肋軟骨を選ぶのか等、特性を知った上での再手術の提案が必要です。
この鼻中隔延長術での修正や再手術を積極的に受け入れているところは少なく、他院での失敗の修正を依頼されるケースは多いです。なるべく早めにカウンセリングを受けられることをおすすめします。