■切らない美容外科施術
■ヒアルロン酸注射とは?
ヒアルロン酸はもともと人体に含まれている成分で、へその緒や目、皮膚などに特に多く含まれています。保湿化粧品などにも多く用いられていますが、加齢とともに次第に失われていってしまうものです。
美容目的のヒアルロン酸注射の場合は、主にふくらみを持たせたりシワを伸ばしたりと、ボリュームを出すために使われています。
ヒアルロン酸なら、ツンと突き出たアヒル口をつくると同時に、ふっくらとした女性らしいリップを形成できます。
気軽にできる施術だからこそ、まずはカウンセリングをしっかり受けて希望を伝えておくことが大切です。
■唇に施すヒアルロン注射
唇にヒアルロン酸を注入する際は、局部麻酔を打つか、麻酔テープを貼った上で注射を行います。施術時間はわずか10分程度です。メイクや洗顔は施術直後から可能、シャワーもOKです。
また、ヒアルロン酸は徐々に体内に吸収されていく性質を持っています。中でも唇に注入するヒアルロン酸は、特に柔らかく吸収が速いものが用いられているため、持続は約4ヶ月となっています。
一方で、唇に行う施術には、自分の脂肪を唇に注入するというものもあります。しかしこちらは切開が必要となるため、ダウンタイムが長くなってしまいます。施術後に出血の可能性があるため注意が必要となり、浴槽に浸かることができるようになるのは、ほとんどの場合で1週間後になります。ヒアルロン酸注射に比べるとリスクが大きくなると言えるでしょう。
■ヒアルロン酸注射で愛らしさのあるアヒル口のつくり方
ヒアルロン酸を唇に注入すると、「ふっくらさせることができる」「シワを見えにくくすることができる」「形を整えることができる」といったメリットの他、柔らかい性質を持っているため希望の形に近づけやすいというポイントもあります。
上唇にヒアルロン酸を注入して厚くすると、唇が上を向いてアヒル口になります。さらに、注入したことによって唇の内側の位置が下がり、相対的に口角が上がったように見えるのです。ツンとしたアヒル口が叶うとともに、厚みのある唇と上向きの口角も手に入ります。
■デメリットも知ればより安心な施術に
ヒアルロン酸の場合、もともと体内にある物質であるため、アレルギーや腫れを起こすことはほぼありません。しかし、術後に形が気になったり、しこりになったり、あるいはヒアルロン酸が硬くなったりすることがあります。いずれもヒアルロン酸溶解剤という薬でヒアルロン酸を溶かした上で、再度注射を打つことができます。
また、注射による内出血や、麻酔によるアレルギーを起こしてしまうケースも稀にあります。割合としては10人に1人程度ですが、起こってしまった場合でも1週間程度で収まります。もしも治らないという場合は、施術を担当した医師に相談してみましょう。
ただ黙っていただけなのに、「怒っているの?」と訊かれた経験はないでしょうか。その原因は「口元」にある可能性があります。薄く平たい唇は、人に不機嫌な印象や幸が薄そうな印象を与え、損してしまうことがあるのです。
しかし、ヒアルロン酸を使った美容整形なら、ぷっくりした唇とキュッと上がったアヒル口を同時に手に入れることができます。今回は、そんな愛されリップをつくる「ヒアルロン酸注射」をご紹介します。