■しみやそばかすは美容外科でケア
■肌トラブルの原因を知ろう!
まずは、しみやそばかすがなぜできてしまうのか、その原因を探ってみましょう。
〇しみ
しみとは、肌にできる色素沈着のことです。原因には、不規則な生活やストレスなどが挙げられますが、中でも一番の原因は「紫外線」です。肌を黒くする原因となる「メラニン」は紫外線を浴びることによって形成されます。日焼け止めを塗ることを怠ってしまう方も多いので、紫外線の影響を受け、しみができてしまいます。
〇そばかす
そばかすは、主に目の下から頬のあたりに表れ、幼少期からあるという方もいらっしゃいます。主な原因は遺伝で、そばかすに悩む方は、両親のどちらかにそばかすがあるという方が多い傾向があります。
そばかすがなかったり、薄かったりした方でも目立つようになってきたという方がいますが、そうした原因には、メラニンをつくりだす「メラノサイト」という細胞が活発になっていることが挙げられます。また、新陳代謝の乱れたために肌の表面に積もったメラニン色素が排出されず、そばかすとなってしまう場合もあります。
■しみやそばかすの治療に用いられるレーザー施術とは?
しみやそばかすの治療に主に用いられるものが「レーザー治療」です。正常な肌の細胞にはダメージを与えず、しみやそばかすなどの異常がある細胞にだけ働きかけるため、リスクが少ないと考えられています。
レーザーを当てると、光がメラニン色素に反応してやけどをした状態になり、照射した部分がかさぶたになります。1〜2週間ほどすると自然と剥がれ落ちるのですが、この時はまだ肌は赤みを帯びていることが多いようです。1ヶ月ほど経つと周囲の肌になじみ治癒するという流れです。1度の照射で治らない場合は、3〜4回行うこともあります。また、治療後は極力日焼けしないよう注意することが大切です。
■組み合わせるとベターな治療
レーザー治療と合わせて行うと、メリットがあったり、持続性がアップする治療法とされている「トレチノイン治療」についてもご紹介します。
皮膚には再生サイクルがあり、皮膚の一番深い「基皮層」で表皮細胞が生まれてから古くなった角質が剥がれ落ちるまで、約4週間です。前述の通り、ストレスや加齢などによって肌のサイクルが乱れることによってメラニン色素が排出できなくなってしまいしみやそばかすができてしまいますが、トレチノインを塗ることによって皮膚の再生が通常の2倍ほどに早まります。
他にも医師が処方してくれるビタミンやコエンザイムが配合されたサプリメントなど、肌のサイクルを促してくれるものがあります。こちらもレーザー治療と組み合わせて利用してみると良いでしょう。
■おわりに
日々強い紫外線を浴びることによって、肌へのダメージが蓄積されているのです。しみやそばかすができてしまったからと言って諦めてしまう前に、まずはカウンセリングを受け、美しい肌を手に入れるための施術方法を探してみましょう。
肌のしみやそばかすを気にする女性は多くいますが、最近は男性でもこうした肌トラブルに悩む方が増えています。顔は毎日見る部分なので、なおさらケアしたいと希望する方が多いようです。
そこで、こうした悩みにも応えるために、美容整形ではどのようなケアができるのかをご紹介します。